なんかすごく痒くなりそうな、納豆パック
お金をかけないエイジングケアってことで、
納豆パックの紹介記事を読みました。
やり方は、食べた終えた納豆パックに、
水を足して薄めて、肌につけて、
すぐに洗い流すのだそうです。
パックに直接たれを入れる場合は、
顔に味付けしてしまいそうですが、
そこは自由なのだとか。
ちょっと痒くなりそうですが、
理には適っております。
納豆菌は、大豆のタンパクを分解する酵素を出します。
つまり、お肌の余分な角質を溶かしてくれれば、
お肌がツルツルになるわけです。
同様の方法で、パイナップルを使うというのがありますが、
肌が弱い人はかぶれてしまうので、オススメはできません。
もう少しマイルドなのは、トマトパック。
肌が弱い人でも大丈夫ですが、作用もマイルドです。
おそらくパイナップル>納豆>トマト
といった感じになると思います。
納豆菌の凄いところは、いわゆる善玉菌にとっては
プラスの働きをします。
腸内でも、乳酸菌にとって、とても優位な環境を
作るので、納豆とヨーグルトはベストカップルといえます。
お肌にとっての善玉菌にとっても同様のようで、
肌環境を整えてくれる働きもあるようです。
もちろん、食べても素晴らしい効果があります。
納豆菌は血管の疾患(脳卒中、心臓病など)の原因となる
血栓を溶かすことができます。
食品としては唯一といってもいいです。
(ミミズもありますが、あれは作用が強すぎ、
血管も溶かすので、使用には注意が必要)
1日2パック、毎日食べれば、
血管系の病気を予防できるそうです。
そんな納豆菌ですが、
食品工場にとっては脅威ではあります。
普通の菌であれば、120℃で完全に死滅します。
そこまでしなくても、アルコール殺菌やお湯で流すだけでも
充分なのですが・・・
納豆菌は120℃でも死にません。
アルコールなんて効きません。
納豆菌は自分が不利な環境下になると
胞子(卵みたいなもの)を作ります。
この胞子がスゲー丈夫なわけなのです。
納豆菌がコンタミすることは、
工場を揺るがす一大事だわけです。
・・・まあ、食べても大丈夫なんですけどね。
菌がでた!!と大騒ぎをしなきゃならんわけです。
ちなみに、菌検査などの無菌状態での作業を
する人は納豆食べてはダメなんです。
納豆菌に汚染されてしまうので。
(それだけ強いってことです)