ひと晩ねても疲れがとれなくなったら読む本
青春文庫から出ている
『ひと晩ねても疲れがとれなくなったら読む本』
を読みました。
正直、タイトルも表紙のデザインも、
まったく惹かれない本ではあります。
棚に並べられれば、確実にスルーするであろう
ことは確実であります。
しかし、帯のコピーが素晴らしい。
大きな字で、
「その疲労、実はおなかのコリが原因だった!」
凄い気になるコピーじゃあないですか?
そんな話は初耳!
実際、おなかについては書かれていますが、
4章のうちの1章でしかありません。
本当は、整体法がメインにも関わらず・・・です。
ああ、コピーってこういうものなんだ!
と改めて気づかされました。
さて、おなかの章の内容だけでもシェアさせていただきましょう。
自身の指でお腹を押さえてみてください。
痛みがある、固いという部分があるかもしれません。
それがおなかのコリです。
そのコリの原因は、内臓の疲労、酷使から
来るのだそうです。
内臓が疲れる→腹がコル→疲れがとれない
といった循環のようです。
1つは内臓を休ませてやること。
現代人は食べ過ぎだという言われます。
プチ断食をして、内臓を休めるのも
1つの方法かもしれません。
もう1つは、酸素を供給してやる。
現代人のほとんどは軽度の酸欠状態だと
言われます。
呼吸が浅いので、本来必要な酸素の80~90%
くらいしか取り入れていないそうです。
そのため、生命維持には欠かせない、
脳をはじめ、各臓器が優先されるため、
結果、筋肉に酸素が回らず、コリが生まれるとか。
あと、おなかの筋肉をリラックスする方法としては、
うつ伏せに寝ること。
4本足から進化した我々は、臓器も、
本来は4本足の時に最適化された名残があります。
うつ伏せが内臓の筋肉にとっては、
一番楽な姿勢なのです。
半分くらいは、
私的な見解が入ってきていますが、
この本では、そのコリを直すための
エクササイズが次章に続きます。
興味がある方は見てみる価値はあるかもです。