由来が違うとセラミドの構造も違うのだな~
天然セラミドこと、グルコシルセラミドは、
由来により構造が違うんです。
グルコシルセラミド、と一言で言ってしまうのは、
セラミドと一括りにするのと同じですね。
(ヒト型セラミドは11タイプ342種類あります)
グルコシルセラミドの由来は、
米、トウモロコシ、蒟蒻、キノコ、ビート、小麦、
などなど、色々なものから取れます。
素肌セラミドの由来は、紫芋由来の焼酎の粕なのですが、
結局は麹の菌が発酵で作ったものなので、
菌由来といってもいいのかもしれません。
グルコシルセラミドなので、
糖が結合してます。
四角っぽいやつです。
波々なほうがセラミドですね。
もちろん、糖が結合しているので、
厳密な意味ではセラミドではないのですが、
たとえ、糖を切り落としても、
ヒト型セラミドではないのです。
もし仮に、糖を切り離せば、
ヒト型セラミドであれば、
そうすればいいわけですが、
そうしないのは・・・
コスト的な問題もありますが、
ヒト型ではないうえ、天然ですらなくなっては
商品価値ありません。
であれば、天然セラミドとして売った方がいいわけで、
ヒト型という土俵でやる必要はないわけなのです。
さて、天然セラミドといっても、
植物セラミドについてだったのですが、
馬セラミドはどうでしょう?
残念ながら、馬のグルコシルセラミドの構造解析は
されていないみたいです。
馬は動物なので、よりヒトに近いとの理論。
まあ、間違ってはいないのかもしれませんが、
馬のセラミドは、脊髄から抽出します。
つまり神経系なわけです。
肌のセラミドと神経のセラミドの構造は違いますが・・・
その辺は、今のところブラックボックスなので、
なんとも言えませんね。
本当のところはどうなのか、知りたいですが、
これも植物由来のセラミドと一緒でしょうね。
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