発酵しまっせ。
これは実際に提案した企画なんですが、
まあ、どこもやらないので、晒してしまいます。
正直、サプリメントの市場の先行きは
非常に不透明です。
昨今の酵素ブームは終焉しているわけですが、
次に新しい波がこないので、惰性で酵素をやっているところは多いです。
酵素の案件2つ抱えてますけど、
正直、「いまさら?」とは思います。
もう、おいしいところは残ってないんですよ?
で、こんな提案をしたわけです。
雑穀米を通販でやってるところに、
「御社の雑穀発酵して、サプリにしません?」
と持ちかけるわけです。
上から攻めていけば、どこかで引っかかると思います。
雑穀は体にいい。
でも、毎日はしんどい。
ぶっちゃけ、白米食いたい・・・
そんな層があるはずです。
もちろん、雑穀LOVEな人も、ターゲットにできます。
ポイントは、雑穀を売っていること。
当然、こだわりの雑穀です。
その雑穀のファンがいるわけです。
それを発酵させて、濃縮してカプセルにしたら・・・
ある程度は欲しいと思うのではないでしょうか?
全く新しいものではない、明らか素材です。
あれに効く、これにいいとか言う必要がなく、
体にいいものであるとの認識がある商品です。
ソフトカプセルの形状になるので、
低価格サプリでの売れる条件を満たせます。
雑穀を麹で発酵させると、甘酒になります。
甘酒のポイントは高温を維持する
(40~50度)ことといわれますが、
本当は、無菌状態で低温でゆっくり
発酵させた方が口当たりがよく、
フルーティな香りになります。
(一般家庭では無理なんですがね)
甘酒もレトルトパックに詰めて
売ってしまうという戦略も可能です。
麹発酵なので、高温でやれば2日、低温でやっても1週間でできます。
それでも発酵は発酵なので、発酵食品と呼べるわけです。
酵素の流れで、発酵食品はは体にいい、
との植え付けはされているのですから。
で、甘酒といえば、飲む点滴といわれるくらい、栄養価が高いです。
麹で発酵することにより、400種類の栄養素ができるそうです。
また、昔は夏バテ予防として、
栄養ドリンクがわりに飲まれていたとか。
その辺のストーリー性も十分です。
発酵した雑穀甘酒を、
フリーズドライで凍結乾燥させれば、
生きた麹が・・・みたいなこと言えます。
(加工屋が嫌がりますけどね)
もしくは煮詰めて、濃縮して、
ペースト状でソフトカプセルに詰めるのも手ですね。
「生」みたいな表現をするのかな?
(めっさ火にかけてますけどね)
いけそうな気、しません?
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