フィンランド症候群?

誤用で一躍有名に!フィンランド症候群

あまり聞きなれない言葉だと思います。

『フィンランド症候群』

 

 

一般的な文章を引用すると、

「フィンランド保険局が、40歳~45歳の上級管理職600人を選びだし、

定期検診、栄養チェック、運動、タバコ、アルコール、砂糖、塩分摂取の

抑制にしたがうように説明し、これを15年間実施し経過を観察。

 

同時に同じ職種の600人には、目的を話さず、ただ定期的に

健康調査票に記入させるようにした。

 

調査を開始してから15年後には意外な結果となった。

健康管理されていないグループの方が、

心臓血管系の病気、高血圧、がん、各種の死亡、

自殺者の数が少なかった。

 

生活に干渉されることが一番のストレスになる人間は

自由に生活することが感染に対する抵抗力を持ち、

健康な生活をしているという依存心がかえって、

不健康をつくることになるのだ。

 

 

ちょっと固いので、超要約しますと、

健康管理をされるより、自由に生きたほうが、

健康的なんじゃね??

 

って感じの内容です。

 

これを盾に、

「健康に気を付けるなんてバカバカしい」

「好きなことを好きなようにやった方が健康によい」

などの論調に利用されています。

 

残念ながら、そういうわけではなく、

捻じ曲げられた解釈なのです。

不摂生を正当化するためのね。

 

ただ、1200人を対象に15年という歳月をかけて

観察された結果には、それなりの意味があるの

かもしれません。

 

意図した結果とは違った、のは事実。

 

こうは考えられないでしょうか?

 

常に健康に神経を使うこと自体が、ストレスなのだと

 

健康のためには、あれをしちゃだめ、これをしなくちゃだめ、

そういった強迫観念みたいなものが、

 

かえってストレスになり、

病気を作り出すのではないのか?っと・・・

 

病気の原因は、結局はストレスですからね♪

 

健康情報が使い捨てのように

流されているのは、

 

ある意味、飽きたらやめるくらいが、

丁度いいのかもしれません。

なちゅせら座談会
なちゅせら

久々の登場です!

あまりにマニアックな話題なので、

補足説明です~

博士

誤用のほうがインパクトがあり、

一般受けしたので、間違った解釈が

まかり通っている実験結果ですね。

なちゅせら

まあ、言い訳にはもってこいの

材料になるわけですからね。

ただ、日本ではほとんど知られていないです。

博士

健康情報は、常識の反対の事をいうと、

注目されます。

本屋にいって、本の帯を見てみてください。

キャッチコピーは常識とは正反対なことが

書かれていることが多いです。

内容そのものも、奇抜なものほど、売れます。

なちゅせら

お医者さんとか、それなりの地位の人が

書くので、リアリティがあるのでしょうが・・・

ホントかどうかは別問題。

博士

正しかろうが、間違っていようが、

責任はとってくれませんからね。

判断するのはあなた・・・

なちゅせら

まあ、このブログも色々いってますが、

すべて正しいとは思ってません。

異論、反論、いつでも受け付けてます~