遺伝子レベルで老化が起こっているわけで
遺伝子配列は変わらないですが、
(変わってしまったものは異常と見なされ排除される)
遺伝子も老化するのです。
1つはメチル化といって、メチル基が遺伝子に付着します。
それにより、遺伝子の活性が阻害されます。
つまり、今まで働いていた遺伝子が仕事をしなくなるので、
作られるべきものが作られず、不足します。
例えば、コラーゲン生成の遺伝子がメチル化すれば、
コラーゲンが作られなくなり、全体のコラーゲン量が減る
って感じですかね。
もう1つは、逆に脱メチル化し、今まで不活性だった遺伝子が
活性化するというもの。
例えば、コラーゲンを分解する酵素の遺伝子が脱メチル化で
活性化した結果、コラーゲンが減るみたいな。
遺伝子はこのように、ON OFFを
操作することで、適度に死へ向かうような
仕組みになっています。
つまり、老化は遺伝子レベルで起こっているわけです。
遺伝レベルでの老化を予防するどころか、
若返らせることができる方法があります。
ありますけど、
たぶん、ガッカリされる方法ですがね(笑)
その方法は、適度な運動。
若さ=体力 と言われますが、
遺伝レベルからも差がでてくるわけです。
ぶっちゃけ、老化の原因は運動不足なんですよねー
病気の8割は運動で予防できるなんて言われますが、
遺伝子が関わっているのですから、当たり前なのかも。
オススメは、
インターバル速歩
そんな難しいことではなく、
早歩き、ゆっくり歩きを3分ごとに繰り返すだけ。
1日10分、毎日続けるだけ。
早歩きを走るに代えると、
成長ホルモンが沢山分泌される
ことが分かっているので、
体力に自信がある人は、それでもいいかも。
続けるのが重要ですから、
まずは、早歩きから始める方がよいとは思いますが。
よく、1日1万歩とか言われますが、
この考えは、古いわけです。
緩急をつけて歩いたほうが、
体力も付きますし、何分も歩く必要がないので、
やりやすいのではないでしょうか?
あと、運動後60分以内に、タンパク質源を
摂取することで、効率よく筋肉量を増やせます。
太りにくいからだ=筋肉が多いからだです。
これだけで、遺伝子が10歳若返る、
つまり10年前の遺伝子状況に戻れるそうです。
ちなみに、遺伝子のON、OFFは、
運動以外でも制御されます。
例えばストレス。
炎症を進める遺伝子をONにして、
炎症を抑える遺伝子をOFFにしたり、とかね。
老けやすい性格、老けにくい性格みたいな
ものもあるそうですよ。
これらは、遺伝子に干渉できるという意味では、
朗報なのかもしれませんね。
遺伝だからしょうがない、という言い訳は、
通用しない時代がくるかもね~
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