ネットワークビジネス誌の原料セレクトのセンスがよい
ネットワークビジネス誌とは、
その業界の格付けを行っている、
といっても過言ではない雑誌です。
ぶっちゃけ、誰が読むん?
という内容になっております。
その雑誌の、広告だとは思うんですが、
8社の原料を紹介してありました。
そのセレクトのセンスの良さに、
ちょっとビックリしたので買ってしまいました(笑)
ダイジェザイム(サビンサジャパンコーポレーション)
酵素活性のある数少ない原料の1つ。
一般に酵素と呼ばれるもの・・・
おそらく、あなたが知っている酵素商品は、
酵素活性なんてありません。
業界ルールで、植物発酵エキス=酵素と呼ぶ
習慣があるわけで、実際に酵素活性(力価)は
ほとんどない、もしくは全くありません。
だからって、効果がないわけではないのですがね。
そんな中、アミラーゼ(デンプン分解酵素)
プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)
リパーゼ(脂肪分解酵素)
セルラーゼ(セルロース分解酵素)
ラクターゼ(乳糖分解酵素)
の5つの酵素活性(力価)を規格化しています。
価格も手ごろで、菌の心配がないので、
非常に使い勝手が良い原料です。
ただ、注意点は、酵素活性は、
単位/gで表すのですが、
この【単位】の部分はメーカーによってバラバラ。
日本食品分析センターとの基準と違いますので、
全然違う数字がでたり、数値がでなかったりします(笑)
野草酵素(越後薬草)
これも一押しの原料だったんですよねー
野草酵素、CMでも見たことある方、
多いとは思いますが、
通常は液体で売られているわけです。
コンスタントにかなり売れているそうです。
それこそ、酵素ブームが来るずっと以前から
売り続けているものですから。
もちろん、これには酵素活性はないのですが、
ペースト状のもの(4倍濃縮)は、
菌の活性はないのに、酵素活性は生きているという、
かなりの優れもの。
菌の活性が高いと、充填後に吹きますからねー
L-オルニチン塩酸塩(協和発酵バイオ)
しじみ何個分の~
とかいっているやつですね。
アミノ酸の一種です。
これについては語ることは特にないです(笑)
乳酸菌生成エキス(ビーアンドエス・コーポレーション)
乳酸菌にとっては、大豆って過酷な状況なのです。
ただ、過酷な状況で培養すると、
強力な生成物を沢山作ります。
ちょっと間違えると、腐敗の危険があるので、
発酵に関して高い技術があるのだと思われます。
凄くいいものなんですが、
販社が売りにくいと理由で、ほとんど採用されませんが・・・
センスピュール(東洋発酵)
米胚芽と大豆の発酵物に、
ユッカとキヤラという聞きなれない植物の
抽出物を組み合わせた、独自の消臭素材。
消臭サプリ市場は、以前はシャンピニオンが
支配的でしたが、行政からの圧力で、
今やほとんど扱われていない始末。
その代替品として注目されています。
米ぬか発酵粉末(ふる里食効研究所)
ギャバやフィチン酸が豊富な原料。
これも特に語ることはないですね。
ブラウディ(セティ)
天然生菌フルーツ酵母で、
腸内の悪玉菌を吸着して、排出するそうです。
面白い原料沢山あるのですが、
価格が高いのと、ロットがデカいので、
使う機会がなかったかな。
いつも候補にはあがるんですけどねー
生麹+生酵母(ミリオナ化粧品)
おそらく、生麹は多穀麹のことだな。
ヤエガキの原料。
酵母はよくわかりません。
基本、菌が生きてる原料って、
加工先から超嫌がられます。
だって、ライン汚染するから、
そのあとお湯とかエタノールで清掃
するんだもん。
ですから、価格が2~3倍の加工賃を要求されます。
通常と変わらずやってくれる加工先は
重宝しますよね~
『生』という言葉に、日本人は弱いんですよね、きっと・・・
コメントをお書きください