吉木伸子先生の書籍『美人に化粧水はいらない』より
セラミドといえば吉木先生なわけで、
私も吉木先生の書籍は何冊か読んでいます。
ほとんどの知識は吉木先生の受け売りだったりします(笑)
まあ、化粧水を売っている立場なので、
「化粧水は不要だ!」という意見には賛同しかねるわけですが・・・
先生の主張を簡単にいうと、
「水分じゃなく、セラミドを補え!」ってことなんですが、
だから化粧水は不要というのは、ちょっと話が別だと個人的には考えています。
確かに科学的には肌は水分を通さないようにできています。
でなければ、風呂にはいったら大変なことになります(笑)
化粧水で肌の水分を補うことができないというのは、
たしかに真実ではあります。
しかしながら、100%補うことができなのであって
1%も補えないわけではありません。
全く無駄ってわけでもないんです。
実際、ある程度エイジングケアが必要になってくると、
化粧水なしの生活を続けると、
「なんか物足りないな・・・」
と感じてくると思います。
オールインワン商品が流行っていますが、
化粧水は不要との謳ってあるにも関わらず、
最終的には化粧水を使うようになるのではないでしょうか?
(そのオールインワンが本当にオールインワンかはさておき)
また、化粧水はほとんど水で、保湿成分がほとんど含まれないから、
美容液を使えとの主張もあります。
これも、一理あります。
化粧品の原料、とくに抽出物は色やにおいなど、
結構くせがあります。
にも関わらず、透明っていうのは・・・・ねえ?
それはさて置き、すべての化粧水が
効果がないほどの微量しか入れていない
わけではないんですよ。
美容液クラスの化粧水だってあるわけです。
ちゃんとした化粧水であれば、
5回づけを行うと、肌が劇的に変わってきます。
その理由として、化粧水は肌をふやけさせて、
成分の浸透を良くします。
お風呂に長時間浸かると、指がふにゃふにゃになりますよね?
あれって、結局は肌の表面、角質層にはある程度水分がはいる
ということなんです。
(その下の表皮にはいかないようになっていますがね)
浸透が良くなり、有効成分も多く入るので、
変化が表れてくるというわけです。
また、化粧水だけでは、より乾燥すると言われます。
これは、表面につけた化粧水が蒸発するときに、
毛細管現象がおき、肌の水分も一緒に引っ張られるからです。
それを防ぐために油で蓋をするのですが、
吉木先生は、油で蓋をするのは古い!
保湿にはセラミドだ!
とも言っています。
そもそも、セラミドがしっかりあれば、
水分を引っ張られることはありません。
ですから、セラミドを補うことはとても重要です。
そして、補うならヒト型セラミドであるとも主張しております。
非ヒト型よりもヒト型のほうがいいのは当然ですが、
近年分かってきたのが、ヒト型というのも重要ですが、
ヒト型かつ長鎖脂肪酸で構成されたセラミドが重要だと
いうことが分かってきました。
まあ、合成のヒト型の脂肪酸が長いのか短いのかは、
一般では議論にさえなっていませんが。
(そもそもセラミドの認知はかなり低いです)
吉木先生も独自の商品を展開されていますが、
如何程のものか試してみないとな~
なんて思っています。
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