セイヨウノコギリソウエキス

ニューロバイオクス

セイヨウノコギリソウエキス

抗炎作用、肌の抵抗力を高める作用があるとされます。

セイヨウノコギリソウエキスはわりと色々な商品に使われています。


しかしながら、このセイヨウノコギリソウエキスには

肌の情報伝達を正常化する作用もあるそうなんです。


細胞間は様々な情報伝達物質で、

互いにネットワークを形成しています。


しかしながら、肌が老化するとそのネットワークが乱れ、

適切に機能しなくなると言われます。


その原因が、伝達物質の受容体(レセプター)が減少するためです。


喩えると、家の塀が壊れてたのを見つけ、業者に電話を入れます。

そしたら、その業者に電話が置いていなかった・・・みたいな感じになります。

いつまで経っても修理には来てくれません。


肌は「ベストだったときの状態にしてくれ!」といつだって信号を送っています。

しかしながら、そのメッセージを受け取ってくれないから、肌は老化していくわけです。


では、そのメッセージをちゃんと受信できるようにすることができれば・・・

肌は若返るかもしれません。


そして、セイヨウノコギリソウエキスには、受容体を増やし、

細胞間の伝達力を回復させる作用があるのです。


一応、シワ改善データと、表皮の厚みが1割増しになったとのデータがあります。


懸念があるのは、大量摂取により光感受性が高まると言われています。

(摂取目安の30倍以上を摂取した場合、光に敏感になるそうです)

ですから、塗布でも似たようなことが起こらないか?という心配はあります。


過剰に入れるのはよろしくないのかもしれませんね。



しかしながら、この細胞間の伝達力が問題で、

肌が衰えるのであれば、この伝達力を回復すると、

色々なことが起こりえます。


ターンオーバーの正常化、

コラーゲン等の肌成分の生合成の正常化、

炎症部の鎮静化、

抗酸化、抗糖化遺伝子の活性化、

皮脂の調整、

血流、水分の停滞の改善・・・などなど


逆に伝達力を回復させずに、美容成分を取り入れても、

正常に機能しなければ無駄になってしまうかもしれません。


ちなみに原料商品名はニューロバイオクス

BASFジャパン株式会社の商品になります。


ただ、セイヨウノコギリソウエキス自体は、

他所の原料メーカーでも入手可能なんですよね・・・

ここのが特別なのか、そうではないのか、

悩みどころではあります。