ホルモンとは、微量で大きく作用するタンパク質の総称で、
80種類以上あると言われます。
この微量な成分に、我々の体はコントロールされている
といっても過言ではありません。
若さを保つ、重要なホルモンを2つご紹介していきましょう。
成長ホルモンは、10代までは盛んに分泌されますが、
20を境に激減します。
赤ちゃんの時が最大値であり、
20代ですでに1/5まで減少します。
成長ホルモンを、もし仮に若かった頃のレベルに
戻すことができれば、全身のあらゆる部分が、
驚異的に“若返って”くることが分かっています。
成長ホルモンの働きは
・筋肉や骨の成長を促す
・代謝を促す
・脂肪を分解する
・ホルモンのバランスを調整する
成長ホルモンとは、体をつくる指示をだすホルモンです。
新陳代謝に深く関わり、傷ついた筋肉や臓器の修復が
メインのお仕事です。
そのため、成長ホルモンが多いと肌の代謝がよくなり、
キレイな肌を保てるというわけです。
また、全身に作用するので、健康的でイキイキとした美しさを
保つにはうってつけです。
また、ホルモンを統べるホルモンといわれ、
あらゆるホルモンのバランスを取ってくれます。
アメリカのほうでは、金に糸目をつけず、
成長ホルモンを注射で摂取する、
ホルモン補充療法がおこなわれています。
1週間に2回、1回の注射が20万近くするとか。。。
ただ、その効果は絶大で、2,3ヶ月で
見た目が10歳から20歳は余裕で若返るとか。
まさに不老の秘薬です。
近年では舌下吸収できる、
スプレータイプのものがあり、
もう少し安価に使うことができます。
(たしか1本2万くらいです)
ただ、副作用の懸念があります。
1つが、ガン細胞の成長も促してしまうということ。
若年性のガンは、あっという間に末期になってしまいます。
それと同じことが起こる可能性があるということ。
もう1つは、自身でホルモンを作らなくなる可能性。
一生打ち続けなければならなくなるかもしれないこと。
そのため、日本ではあまり流行ってないです。
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)と
黄体ホルモンがありますが、若さに関わるのは
エストロゲンのほうです。
女性ホルモンは閉経を迎えると、
ピーク時の1/10くらいに減少します。
女性ホルモンの働きは
・女性らしい丸みをつくる
・肌のハリや潤いを保つ
・免疫の強化
・脳細胞の活性化
・骨を作る
などなど、かなり重要な働きをしています。
大豆のイソフラボンが女性ホルモン様物質として
よく知られています。
日本では摂取目安量が上限30mg(イソフラボンとして)
と決められていますが、これに対する科学的根拠は
ありません。