コーセーの研究発表で、心理的ストレスによって表皮中に アドレナリンの濃度が高まることで、肌のバリア機能が低下する ことが明らかとなりました。 以前、ポーラがストレスによって肌が荒れる原因は表皮の体温の低下で、 それに伴いタイトジャンクションが乱れることだとの発表をしていました。...
シワ改善で医薬部外品登録できるようになったナイアシンアミド。 そのおかげで、多くの企業がナイアシンアミドの部外品をだしてきました。 そもそもの背景にポーラがニールワンで今までなかった「シワ改善」という カテゴリーを確立し、まあバカ売れしたわけです。 数か月で何百億って売り上げを叩き出したといわれています。...
リピジュアは日油のオリジナル原料で、まあ滅茶苦茶売れています。 被膜性に優れており、ハンドリングも楽なため、化粧水からシャンプー、トリートメントなど 幅広く使われています。 リピジュアが疑似セラミドだという間違った情報が出回っているようなので 詳しくご紹介していこうかと思います。...
ポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN) は、デオキシヌクレオチドの重合体で、 ようはDNAの断片になります。 DNAはデオキシリボ核酸の略称で、DNAを構成しているのがデオキシヌクレオチド。 ポリってのが重合しているってことなので、デオキシリボヌクレオチドが連なっている ものがPDRNというわけです。 分子量は、50塩基から2000塩基と幅があります。
プレスリリースで流れてきたんですが、レチナールを配合した化粧品が 日本で初めて販売されたとかなんとか。 マジかーってなったわ。 レチナールとは何ぞやって話ですが、レチノールとレチノイン酸の中間物質になります。 資生堂がシワ改善効果で医薬部外品に登録したことにより、知名度が爆上がりした レチノールですが、その上位互換といってもいいかな。...
アトピーが慢性化するのはペリオスチンが原因だということが明らかとなってきています。 ペリオスチンは約90kaDの細胞外マトリックスタンパク質。 細胞表面に存在する受容体に結合し、シグナル伝達を行います。 サイトカインであるIL-4、IL-13を誘導することが知られています。 骨や歯では常時発現している物質で、骨や歯を形成するのになんらかの...
怪しい水が気になり過ぎて購入したのですが、 それが来ました。 解析のリクエストにあった、水クレンジング。 肌保水をしながら、汚れ成分を優しく浮かせて落とすとのことですが、 はたして・・・ 透明でにおいなく、見た目は水とかわりません。 ふっても泡は立ちません。 まずpHは弱酸性。 クエン酸が入っているので当然ではありますが、...
万能すぎるのでついつい配合してしまう豆乳発酵液。 なんでみんな使わないんだろうねえ? 三省製薬の原料で表示名は水、発酵豆乳液、フェノキシエタノール
老化細胞は分裂を停止した細胞のこと。 分裂や紫外線などによって細胞内にある遺伝情報に深刻なダメージが出た場合、 細胞は分裂できなくなります。この分裂がストップできなかったものは ガン細胞と呼ばれます。 老化細胞とはいいますが、若いうちでも老化細胞は発生しており、 それが正しく処理できるときは問題にならないのですが、...
とある企業の独自技術によって、水を高密度で安定化させることができると。 (。´・ω・)ん?どゆこと?? 密度の単位はg/㎤で、水の密度は約1g/㎤であるとされます。 厳密には温度で水の密度は変化し、3.98℃のときに最も密度が高くなり、 0.99997g/㎤となります。 不思議なもので、氷になると密度は低くなるんですよ。 氷が水に浮くのはこのため。...