アトピーが慢性化するのはペリオスチンが原因だということが明らかとなってきています。 ペリオスチンは約90kaDの細胞外マトリックスタンパク質。 細胞表面に存在する受容体に結合し、シグナル伝達を行います。 サイトカインであるIL-4、IL-13を誘導することが知られています。 骨や歯では常時発現している物質で、骨や歯を形成するのになんらかの...
株式会社ナチュラルサイエンス、大阪大学、いちかわクリニック、 ミシガン大学、大阪大学免疫学フロンティア研究センター、秋田大学大学院、 名古屋大学大学院、千葉大学真菌医学研究センター、千葉大学医学部附属病院、 千葉大学予防医学センターとの共同研究チームが発表した論文が、 『Allergy』に掲載されました。 なかなかの規模の共同研究ですな・・・...
東京医科歯科大学は3月12日、皮膚アレルギー炎症局所の1細胞RNAシーケンス解析を行い、 皮膚にやってきた炎症性単球がアレルギーを抑制するマクロファージへと変化していく 仕組みを解明したと発表しました。 アレルギーを抑えるマクロファージが誘導される過程を解明
S. aureus drives itch and scratch-induced skin damage through a V8 protease-PAR1 axis
時代の流れはパラベンフリーが主流ではあるのですが、 逆張りしているの?って感じで頑なにパラベンを使うとこって なんなんでしょうね。 いや、別にいいんですよ。パラベンを使うこと自体は。 ただ、いちいちパラベンを使う正当性を並べるのは何なのか? まるで言い訳をしているようにしか見えないよなー と思う今日この頃。...
花王と大分大学医学部皮膚科学講座の共同研究にて、 アトピー性皮膚炎患者の皮膚角層のセラミドプロファイル、 特に特定種類のセラミドの炭素鎖長が、ADの寛解や症状悪化を 予測するための指標になる可能性があることを発見しましたとの 発表をしました。 今回の研究成果は、 Journal of Investigative Dermatologyに記載されています。...
経緯は、とあるテレビ番組でタレントが絶賛していたらしく、 それを観て、花粉症によく効くというお茶を通信販売で購入。 2021年12月から、4カ月ほど飲んでいたところ、花粉症が劇的に改善したとのこと。 別疾患で通院中であったため、定期の血液検査をしていたことで、 異常が発覚しました。...
富山大学理事/副学長(分子病態検査学講座)の北島勲氏、 佐賀大学分子生命科学講座分子医化学分野准教授の布村聡氏らの 研究グループによる研究発表になります。 Periostin activates distinct modules of inflammation and itching downstream of the type 2 inflammation pathway 要するに、アトピーで痒みを引き起こす原因となるタンパク質を発見し、...
九州大学大学院、岡山大学、ジョンズ・ホプキンス大学の研究グループが、 かゆい皮膚を繰り返し引っ掻くことにより神経でNPTX2というタンパク質が増え、 それがかゆみ信号伝達神経の活動を高めることを発見しました。 Neuronal pentraxin 2 is required for facilitating excitatory synaptic inputs onto spinal neurons involved in pruriceptive transmission in a model of chronic itc...
テレスHiっていう第(2)類医薬品があったんですが、 いつの間にか製造終了しているという事実をお客様の 情報から知ることになりました。 これ、アンテドラッグステロイドを使用しおり、 超優秀な商品でした。 アンテドラッグステロイドとは、効果を発揮後、 無毒化し、残留しないステロイドのこと。 ステロイドと変わらぬ効果があり、ステロイドのような...