EGFを医薬品認定する動きがあるとかないとか
EGFが医薬品指定原料になるとの噂を耳にした。
EGFとは細胞再生因子として働くもので、
別名ヒトオリゴペプチドと呼ばれるタンパク質です。
結構、目にする機会があると思いますが、
EGFが医薬品でしか使用できなくなる動きが水面下で
起こっているとか。
もともとEGFは医薬品のため、化粧品ではEGFと書けません。
書いたら薬事法で捕まります。
しかし、ヒトオリゴペプチドだったらOKという変なルールがありました。
それに対し、厚生省にEGF協会がアプローチをかけている
みたいです。
そもそも、政治力のある大手はEGFを使用していないので、
ごねることなく決まってしまう可能性が高いです。
今のところ使ってないので関係ない話なのですが、
いい成分だったので、ちょっと残念です。
代替品はオリゴペプチドになりヒトが取れるそうです。
値段も上がって、謳い文句もなくなって、効果も不明って、
そんな原料使えないですよね(汗)
一応、これはなかったことに。
今後も、ヒトオリゴペプチドは化粧品でも使えます。
ご心配のあなた、大丈夫ですよ。使っても。
まあ、今も安牌をとって、使用を控えるよう進言する加工メーカーは多いです。
いきなり「使えなくなりました~」
となった時のリスクは避けたいですからね。
ちなみに、使えなくなった時のリスクは
・別の代替品で再試作しなければならない。
そのときの安定性はどうとか、使用感はどうとか、微妙に変わってくる可能性があります。
その微調整で苦労するかもしれません。
・パッケージ、容器の変更
結構まとめて作ります。それがつかえなくなる可能性があります。
そして、新たにつくる必要性もあります。
意外にバカにならないコストがかかります。
・HPの修正
いままでメインで主張していたら、販売ページの修正を余儀なくされます。
自分でやっていれば、労力だけで済みますが、外注だと、かなりコストがかかります。
まあ、EGFはいい原料ですからね。
そのリスクを負ってでも使う価値はある・・・かもしれません。
ちなみにEGF様作用とか書くのはギリギリOKですが、
EGFの作用を説明してたらOUT。
EGFのウンチクを語れないのは結構致命的。
成長因子という言葉もNGとのこと。