ヒアルロン酸という原料は好きだけども、ちょっと懐疑的になっているかも
美容成分としてコラーゲンに次ぎ、
認知度の高いヒアルロン酸。
「コラーゲンブームの次はヒアルロン酸だ!」
と意気込んでいた時期もありましたが、
特にブーム来ず。
ヒアルロン酸を1000mg配合したドリンクを作った
ことがあるんですわ。
サプリメントなら通常1mg、ちゃんと入れても10mg、
原料メーカー推奨ですら120mgなところを、
バカみたいに入れたわけです。
突き抜けなきゃ意味がないので。
ただ、この1000mgがスゴイのかどうか、
普通の人には伝わらないわけですよ。
「だってコラーゲン10000mgじゃん」
と言われるわけです。
意外にヒアルロン酸はどれだけ入っているか
気にしないみたいです。
で、効果はどうか?って話になるわけですが、
通常の1000倍なわけですよ。
すげー効きそうじゃないですか?
で、正直な話、コラーゲン10000mgの
ドリンクのほうが効果が高いわけです。
(体感という意味では)
なんか高いだけでイマイチなんだよな~
ヒアルロン酸
というイメージを持っているのは、おそらく少数派だと思います。
ここからは化粧品の話。
ヒアルロン酸は1gで6リットルの水分を保水できる
というのがキャッチコピーです。
しかし、これはあくまで高分子のヒアルロン酸です。
(だいたい100万~300万くらい)
超デカいです。
高分子コラーゲンの10倍ですから。
超高濃度のヒアルロン酸を作って、色々試したんですが、
当然、高分子なヒアルロン酸は肌に吸収はされません。
結果、膜を張るような状態になるわけです。
そのままならいいのですが、
何となく、皮膚の水分を吸われているような気がします。
低分子はそういったことはないのですが、
低分子ヒアルロン酸でさえ、高分子なコラーゲンと同じくらい。
おまけに保水力は全然ない。
肌まで浸透するようにしたナノ化ヒアルロン酸は、
当然保水力はありません。
何かしらの作用をするのかもしれませんが・・・
そういった情報ソースもないんですよね。