腸内美人はやっぱり肌がきれい

乳酸菌についての本当のところ

消化器系は内臓というより、袋です。

つまり、皮膚に近い。

 

あなたの皮膚は、食道、胃、小腸、大腸と

ひとつながりなのです。

 

当然、消火器系(胃、腸)は

あなたの肌に直接的に影響してきます。

 

分かり易いところでは、

胃が悪いと、口の周りに吹き出物がでます。

 

腸が悪いと、鼻の毛穴が黒くなってきます。

 

特に、腸内環境と肌の常在菌の関係は

密接な関係があり、腸内フローラが健全であれば、

肌のフローラも健全な状態に保たれます。

 

便秘で美肌になるのは、

ちょっと難しいのではないでしょうか?

 

美人は腸もキレイなのです。

 

腸内環境の改善のお話はこちら

 

 

さて、これはヤクルトの配達の方が漏らしていたことなのですが、

 

「ヤクルトの乳酸菌の良さを分かってくれない」

 

うん、よくわかります、その気持ち。

うちも、セラミドについて力説しても、

全然伝わらないですからね。

 

さて、乳酸菌は乳酸菌だと思っている人が多いですが、

乳酸菌と一言でいっても、沢山の種類があります。

 

それこそ、セラミドよりもあります。

 

まず、生菌と死菌とその中間の胞子性乳酸菌があります。

 

死菌は文字通り、死んだ菌です。

乳酸菌の死骸。

 

生菌は生きている。

 

胞子性乳酸菌は、タマゴの殻につつまれた

乳酸菌だと理解すればOKです。

 

さてさて、どれがいいかという議論があり、

当然、生きた菌がいい、ということになるのですが、

実際はそうでもないわけです。

 

生きて腸まで届くには、胃酸に耐える、

酸性に強い菌株である必要があります。

 

乳酸菌は不思議な生き物で、乳酸を作るので、

乳酸菌なのですが、乳酸は酸です。

そして、あまり酸には強いわけではないのです。

 

培養すると、自分たちの乳酸で死んでいきます。

 

ですから、ほとんどの乳酸菌は胃酸で死にます。

腸に到達したときには死骸です。

 

 

これでは、生きた菌も死んだ菌も同じなわけです。

まあ、それでも効果があったわけですが・・・

 

そこで差別化するために、胃酸で死なない乳酸菌を

つくったわけです。

 

乳酸菌なんて、そこらじゅうにいるので、

中には60℃でも平気で発酵するものもいますし、

ものすごい勢いで増えるものもあります。

当然、酸に強い乳酸菌だっているわけです。

 

 

ただ、その乳酸菌が腸に居座ることはありません。

腸内を素通りします。

 

ただ、善玉菌に有利な環境を作り出すので、

結果として、腸内環境の改善が図られます。

 

これは、死菌でも同じなわけです。

乳酸菌の死骸が善玉菌に有利な環境を

作るわけです。

 

 

まあ、どっちが強いか弱いか・・・だけなんですね。

 

 

そこで、死菌を販売している会社は、

数の理論で攻めてきます。

 

1億個の生菌よりも、1兆個の死菌のほうが

強いんじゃね??という理論です。

 

まあ、実際その通りなわけです。

 

 

乳酸菌の株・・・

LB株とかRG株とか色々ありますが、

結局は数を多く取った方が効果は高いということです。

 

 

そして、乳酸菌だけで取るより、

納豆菌や酵母、麹菌など、複合的に

取った方が効率は全然いいです。

 

 

 <<<前                              次>>>