ビタミンDの効果
ビタミンDは、紫外線を浴びると、
皮膚に含まれるコレステロールが変化して、
自然と体内で作られます。
ですから、あまり不足する成分ではないはずなのですが、
近年、不足している人が増えているそうです。
シミやシワの原因とされ、紫外線を極力
抑えようとする習慣などから、
女性の4人に1人はビタミンD不足なのだとか。
ビタミンD高濃度摂取をすることで、
花粉症やぜんそくの軽減、
アトピー性皮膚炎にも有効であるとのこと。
ビタミンD不足の解消として、
①日光浴をする
②ビタミンDの多いものを食べる
キノコ、魚、卵に多いそうです。
③サプリメントで補う
日本で厚生労働省が推奨している量は
- 乳幼児 100 IU
- 小児 140~180 IU
- 成人 200 IU
ですが、アメリカ政府が推奨している量は
- 1~70歳 600 IU
- 70歳以上 800 IU
- 上限 4000 IU
通常、日の光に当たれば、
そんなにとる必要はないとのことで、
これだけの開きがるのではないか、と思われます。
もちろん、過剰摂取は過剰摂取で問題になります。
全身を日光に当て続けて、最大10000IUの
ビタミンDが作られることから、これくらいであれば
問題はないそうですが、
それ以上の過剰摂取は、
カルシウムの臓器内沈着、特に腎臓のろ過システムの
異常をきたす尿毒症が一番の問題になるといわれます。
過ぎたるは何とかってやつですね。