セラミドと神経細胞
神経細胞内において、
セラミドがどのように作用しているかを示した図です。
セラミドの量、細胞の種類、成熟度により、
「生」と「死」の真逆な反応の中核にセラミドが
存在しているのは面白い話です。
詳細なメカニズムはまだまだ不明な点が多く、
今後の研究が期待されるわけですが・・・
肌の神経細胞に影響を与えているセラミドは、
当然、脳内でも重要な働きをしています。
(化粧品とは関係ない話ではありますが)
天然ヒト型セラミドを扱っている
原料メーカーの最初に手掛けた原料が
鳥からとれたスフィンゴ脂質であり、
認知症の予防薬、改善薬として販売しているとか。
鳥皮に非常に豊富に含まれているので、
認知症予防に最適です。
いわゆる天然セラミド、
植物由来のセラミドに関して、
美容成分としての研究が盛んで、
そういった方面でしか商品化がされていません。
もしかしたら、そういった神経系にも
良いデータがでてくるかもしれませんが、
この分野は商売しにくいので、
学術的な場面でしか、話題に上がらないのかもしれません。