自然派化粧品でセラミドは増える!?
ナチュセラクリームは、オーガニック化粧品ではありません。
まず、オーガニック化粧品の定義として、
自然由来の成分を中心に配合し、化学的な成分を全く使用せず、
またはごく少量のみ使用して作られ、
「人間の肌が本来持つ自然治癒力を助長、
回復させることに着目したスキンケア用品」
と自主的にうたっている化粧品である。
対になるのがケミカル化粧品と呼ばれるのですが
こちらは足りないものを補う化粧品ってことでしょう。
セラミドだけとれば、素肌セラミドは
天然かそのままとった、ヒト型セラミド
ということで、大変珍しいものなわけです。
しかし、セラミドを補うものなので、
オーガニック化粧品の主旨とは異なります。
総合的に見ても、ケミカルっぽいものを色々使っています。
「肌に優しいものを」という基準ではなく
「肌に効果があるものを」という基準での
商品開発であるため、方向性が全く違います。
20代、30代であれば、オーガニック化粧品は
非常に有効だと思います。
肌本来の力があり、それを活かすことができれば、
キレイになると思います。
しかし、40代、50代では、
その「肌力」が全然違ってきます。
ピーク時の半分くらいに
色々な成分がなるわけです。
特に、セラミドに関しては、
セラミドの生産量は減り、
セラミドの消費量は増加します。
そういった流れになっているわけです。
自然の流れに任せれば・・・
アンチエイジングは、自然な流れに逆らうのが
目的なのです。
オーガニックではちょっと役不足な感はあります。
そもそも、自然とか人工とかの境界線はどこなんでしょう?
化粧品として、製品にしている時点で、
人の手が加わっています。
自然由来の成分も、
ケミカルな製法で抽出されます。
あとは価値観の問題になってきますね。