フィトケミカルがセラミドを増やすらしい

食事からセラミドを増やす方法

乾燥肌対策に欠かせないセラミドですが、

食生活からは、それこそセラミドの素となる、

スフィンゴ脂質は充分取っているのですが、

 

それでもお肌のセラミドが減少を

防ぐことはできません。

 

その理由は、セラミドの分解吸収率、

再利用率の低さにあるわけですが

 

そのセラミド合成を助けてくれるのが、

フィトケミカルなんだそうです。

(ファイトケミカルと習いましたが、今はこう呼ぶみたい)

 

まず、フィトケミカルを簡単に言うと、

植物が作り出した成分のこと。

 

植物が外敵から身を守るために、

抗菌物質を出します。

 

ポリフェノールだとか、その類です。

 

抗酸化力が強く、サプリメントの原料に

なっているものも沢山あります。

 

トマトのリコピン、

ブドウのレスベラトロール、

高麗人参のサポニン、

大豆のイソフラボン、

などなど、挙げたらきりがありません。

 

ただ、このフィトケミカルという定義は、

超広いため、野菜ためれば、基本的に

取れてしまうわけです。

 

で、特に機能性の高い成分が、

色素成分であると言われます。

 

ブルーベリーのアントシアニンが有名ですかね?

 

とにかく、色の着いた野菜や果物を

食べたほうが、機能性の高いフィトケミカルを

取ることができる・・・

というわけです。

 

さて、ここまで話てなんなんですが、

フィトケミカルがセラミドの合成を助けるという

話は、実に古くから言われていることで、

2006年に盛んにいわれていました。

 

ちょうど市場にセラミド原料が出始めた時期です。

 

ただ、時代が早すぎたのか、

当時はセラミドといわれても、ピンとこない時代です。

 

いまでもセラミドは、美容通では常識ですが、

関心にない人にとっては、意味不明な言葉です。

 

 

で、このフィトセラミドがセラミドを増やす・・・

という話には、特にバックグランドがあるわけではなく、

そういった文献なり論文なりはありません。

 

ですので、真相はよくわからないわけですわ。

 

どこかのOEMメーカーが適当な企画を

作って、それを鵜呑みにして商品化した結果

にでてきた話なんじゃないかな~

 

というのが個人的な感想です。

 

で、そこがアフィリエイトなどを使ったために、

そういった情報があちこちに散らばったのではないかと。

 

 

そもそも、セラミドもフィトケミカルといえば、

フィトケミカルなわけなのだし・・・

 

 

もちろん、フィトケミカルを食事でとることは、

健康維持のためには欠かせないことであることには

変わりありませんが、

 

セラミド云々はちょっとどうかな~?