無料サンプルは有効なのか?

フリー戦略はもう通用しないのか?

まずはサンプル請求をさせて、

リストを集めて、そこに営業をかける。

 

通販の王道です。

フリー戦略といいます。

 

とにかく、沢山人を集めて、

そのうちの数%がお客様になってもらえば、

ビジネスが回るという考え方です。

 

そして、リストは資産であり、

顧客にならなかったとしても、

潜在的な顧客になるわけです。

 

今も、この手法は様々な通販会社で行われています。

 

しかし、それが上手くいっているかどうかは

ちょっと疑問ではあります。

 

まず、サンプルからの転換率が、

すこぶる悪くなっているということ。

 

金の箱の関節の商品は、

新規1人獲得するのに、10000円超えるといいますし、

年齢肌がうんぬんの会社さんは、

5万を超えるとの話を聞きます。

 

その原因の1つが、サンプルに対するハードルが高く

なり過ぎていること。

 

ぶっちゃけ、1日、2日でそんなに変わるわけないんですわ。

サプリメントなんて、1年飲んでもよくわからんわけですから・・・

 

化粧品でいえば、今まで全くケアしていない人が、

人生初めてのスキンケアをサンプルで頼んだ・・・

というのなら、劇的な変化があるかもしれません。

 

しかし、それまで散々、色々使ってきている人のほうが

多いわけです。

 

それらの商品も、決して悪いものではなかったはずです。

昔と違い、いい商品が沢山ある、とも言い換えられます。

そのため、差別化しにくいわけです。

 

1日、2日でその差を出すのは、至難の業なのです。

 

 

そして、リピート率の低下。

 

先ほども述べましたが、世の中、いい商品は沢山あります。

そして、次から次へと新しい商品がでてきます。

 

4大化粧品の大手でさえ、

そのことに頭を悩ませているわけですからね・・・

 

ブランド力でさえ、求心力にならない時代なのです。

 

また、もっと大きな問題は、

個々の発言力が強くなっていること。

 

サンプルを使っただけで、

商品についての評価をソーシャルメディアに

垂れ流しにされてしまうのです。

 

それが本品への購入の妨げになっているのでは?

と思える商品をしばしばネット上で見られます。

 

というわけで、弊社ではサンプルバラ撒いてません。

 

ロクな事がないということを学習しました。

 

サンプル請求は一切受け付けませぬ。