神経線維が伸びているために起こること
なぜ・・・
敏感肌の人は敏感なのか?
(なんて頭の悪い疑問文だ・・・)
その理由の1つが、バリア機能の低下。
つまりセラミド不足なわけです。
バリア機能が低下しているので、
アレルゲン(ホコリ、花粉、菌など)の侵入を許し、
それを駆除するために免疫系が働くことで
炎症が起こります。
もう1つの理由が、
このバリア機能の低下した状態が続くと、
異物をいち早く発見し、対処しようと、
かゆみを感じる神経が角質層付近まで
伸びていきます。
侵入者が多いので、
警備を強化している状態です。
センサーに引っかかったら、
即、免疫系が始動し、炎症が起きます。
痒みと並行して、あかみがでることが
多いのはそのためです。
敏感肌の方は、使える化粧品が限られるのは、
神経が伸びて来ているからなのです。
通常であれば、痒みを感じる神経は、表皮にしかないので、
何ともありません。
(化粧品は角質層までの話ですので)
セラミドが痒みのもいいというデータはあります。
(花王さんのデータです~)
かゆみ神経の防衛網に引っかからない、
もしくは防衛網がまだ確立されていなければ、
セラミドは非常に有効です。
ただ、防衛網が確立されてしまえば、
ちょっとややこしいことになります。
ナチュセラクリームを敏感肌の方が使うと、
稀に痒みが出たり、赤くなったりします。
これは、上記のような現象が起きていると、
何かしらの成分が反応してしまうわけです。
浸透性がいいことが仇になるわけです。
ただ、このかゆみ神経は、
保湿をしっかりさせることでしか、
正常化させることができません。
バリア機能を正常化し、
侵入者が入れない状況にしなければなりません。
ですので、セラミドを補充することは必須な
わけですが、痒みをなんとかしないと、
使えないというのも確か。
その対処法ですが、
肌を強してから使用することをオススメします。
ナチュセラローションは、炎症系には抜群に効果が高く、
また、セラミドの合成、新陳代謝を促進します。
ナチュセラソープも素肌セラミドを高配合していますので、
セラミドを補うことができます。
(クリームよりずっと時間はかかりますが)
また、それとは別に、
ビタミン類を積極的にとる(特にB群)、
セラミドを中からも補う、
ストレスを減らす、
睡眠をしっかりとる、
などの基本的なところも押さえておきたいところです。
コメントをお書きください