精神による治療・・・なのか?
プラシーボ効果、
通称『プラセボ(偽薬)』と呼ばれるものは、
本来効果がないものでも、
その治療法を信じて行うと、
稀に治療効果がでることをいいます。
科学的なデータを取るとき、
比較対象として、有効成分の一切入っていない
同形状のものを飲ませます。
例えば、関節炎への効果を調べるために、
グルコサミンを飲ませた群と、
うどん粉を飲ませた群を比較するわけです。
不思議な話なのですが、
うどん粉を飲んでいるだけなのに、
痛みが楽になったという人がでてきます。
プラセボだけで、効いちゃうわけです。
当然、治るわけではないので、
使用を中止すると悪化しますし、
また、これがプラセボだとわかれば、
効果がなくなります。
鎮痛効果については30%くらいは
プラシーボ効果がでるそうです。
確かに、関節関連の原料のデータは、
それを裏付ける結果の物が多いです。
また、痛みなど主観的なもの以外にも、
血液検査などで、数値の異常をきたすこともあるとのこと。
病は気からといいますが、
本当にそうなのかもしれませんね。
さて、このプラシーボ効果が出る条件ですが、
①患者がその治療を信じている
②医師がその治療を信じている
③相互に信頼関係がある
この3つを満たせば、プラシーボ効果がでる
可能性は非常に高いそうです。
逆に、これらすべて満たしていなければ、
科学的に証明された治療も、
ほとんど効果がないと言われます。
つまり、何がいいたいのかと申しますと、
半信半疑で飲むよりは、信じて飲んでいただいたほうが、
良い結果がでるので、信じて飲んでくなさいね~
ってことです。
信じる者は救われる・・・なんてね(笑)
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