腎臓さすりでエネルギーを作る
腎は精気の源
よく言われるのが、腎と精力は深い繋がりがあり、
腎臓が弱ると、精力が衰えると言われます。
腎臓ケアのサプリメントは、
この業界の1つのテーマではあります。
サプリメントで直接的に腎臓を良くするというものは
正直ありません。
利尿作用、動脈硬化の改善、血糖値の改善など、
関節的に腎臓の負担を改善するものはあります。
ただ、「コレ!」というものはありません。
私自身も、腎ケアサプリの企画で難儀した記憶があります。
本当にないんですよね・・・
で、滋養強壮、精力サプリで、
未だにまともに機能するものがないのは、
結局は腎臓をケアできないからに他ならないわけです。
話が逸れましたが、
腎臓はろ過作用だけではなく、
生命のエネルギーを作り、
貯める臓器であるというのが
漢方医学での考え方です。
腎が弱ると老化が促進する・・・というわけです。
右の腎臓は生まれながらの『先天の気』
左の腎臓は生後育つ『後天の気』が宿るとか。
生まれつき丈夫な人は、右の腎が強いそうです。
左の腎は鍛えることができるので、その差を埋める
ことは可能であると言われます。
腎臓のためにやってはいけないこと
①ビクビクしない
腎は恐れの感情と深くつながっています。
他人の目を気にしたり、失敗を恐れて
何もしない人は、腎が弱い傾向にあるとか。
逆に、腎が弱っていると、いざというときの
決断、行動ができない・・・かもしれません。
②足腰を冷やさない
冷えは腎臓に直接的なダメージを与えます。
手足が冷える、腰痛持ちであるという人は、
腎臓にも負担を与えています。
極力温めましょう。
③水を飲みすぎない
「水を飲め」とはいいますが、
冷えやすい女性にとって、沢山の水を
飲むのは、冷えを招くうえ、
腎臓の酷使につながります。
飲むにしても、白湯を飲むとか、
利尿作用のあるコーヒーやお茶を
取り過ぎないように注意はする必要があります。
体が求めるときに、欲しがっているだけ充分です。
腎臓さすりで疲れ知らず?!
両手を背中に回し、ウエストの高さを中心に
上下にさすります。
圧をかけてしっかりさするのがコツです。
さすっている部分が温かくなるまでやってください。
※1日に何度も行います。
できるだけリラックスした状態で
行うのがベスト。
可能であれば、横になって行うと良いです。
また、「手当」という言葉があるくらい、
手の平からは気がでているわけで、
手の平以外の物でやっても効果は薄いです。
また、腎を擦った後は、
できるだけ激しい運動は避けてください。
お酒を飲むのもNG。
折角整えたバランスが崩れてしまいます。
腎を強化するには、
裸足で歩くことが大事だとか。
腎は足の裏とつながっており、
足の裏を刺激することで、腎臓が
鍛えられるそうです。
道路が整備され、靴を履く我々は
腎が鍛えられていないそうです。
また、足の裏は大地からの気を体へ
巡らせる入口でもあります。
たまには裸足で大地の感触を楽しむのも
いいかもしれませんね。
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