リピジュア配合って書いてあるけど、説明ほとんどないんですよね~
リン脂質の類似構造をもった水溶性ポリマーです。
浸透するのではなく、膜を構成して、
保湿したり、滑らかにしたりします。
合成ポリマーの凄いのって感じでしょうか?
リピジュアの機能性
①バリア機能
元々人が持つ生体膜の上に膜構造を作ることで、
水分の蒸発と刺激物を防いでくれます。
その保湿力はヒアルロン酸の2倍だとか。
②耐水性
水洗いしても、バリア性を保持するそうです。
水に強いので、汗なんかでは簡単に落ちません。
③防御反応抑制
拒絶反応やアレルギー反応を、膜で遮断することで、
直接の接触を避けることで、軽減できます。
これを使うメリットは、膜を張るので、
物理的に確実に保湿、バリア機能を
付加できます。
また、手触りもなめらかになります。
なお、ヒアルロン酸、
1gで6リットルの水を保水できるとの
キャッチコピーで有名ですが、
あれだけの水分を保持できるのは、
ヒアルロン酸が高分子であるから。
100万~300万くらいの分子量です。
(コラーゲンの10倍くらい)
これは肌に浸透しませんので、
天然のポリマーといえます。
(肌の表面で膜形成します)
ヒアルロン酸を塗ると、肌がスベスベするのは
そのためです。
低分子ヒアルロン酸といっても、
10万くらいあります。
コラーゲンペプチドの100倍の大きさですね。
はたして角質層にも届かないのではないでしょうか?
しかも、低分子にすると、保水力が劇的に落ちます。
(器が小さくなるので、当然といえば当然)
ヒアルロン酸が肌まで浸透云々言っているのは
ちょっとした疑問がでてきます。
そこまで小さくして・・・
保湿力あるの?と。
このポリマーの理論は、
本来のバリア機能を果たしているセラミド不足を、
肌を覆うことで、カバーしようという、
なんとも対処療法的な措置です。
血が出ているので、
絆創膏を貼った・・・
というのに近いと思います。
それに、皮脂によるバリア機能、保湿機能は、
微々たるもので、そのほとんどはセラミドが
担っているということが分かっているわけです。
セラミドを補って、さらに蓋をするなら・・・
ありなのかな~
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