腸内環境の良し悪しで、血液や細胞の状態が左右されてしまう・・・
ちゃんと排出できないと代謝が悪くなる!?
便の出が悪いと、お肌のトラブルの原因になるのは、
経験的に知っていると思います。
肌が荒れたり、吹き出物ができたり・・・
ではなぜ、便秘だとお肌の調子が悪いのでしょう?
小腸の働きは、栄養素の「吸収」
吸収された栄養素は、血液により全身に運ばれます。
腸の働きが悪い、つまり腸内環境が悪いと、
毒素が血液に乗ってきます。
つまり血液が汚れるわけです。
ちょっと怖い話ですが、
この毒素を含んだ血液が全身にめぐると、
肌荒れ、吹き出物、顔色の悪さなどをひき起こす
だけにとどまらず、
・冷え性
・肩こり
・むくみ
とありがたくない症状が出てきます。
また、栄養素がしっかり細胞まで運ばれないので、
細胞の働きが鈍ります。
結果、代謝が落ちるわけです。
代謝が悪ければ、肌のオーバーターンも乱れ、
セラミドが不足するため、乾燥肌にもなります。
さらに、代謝が落ちると、
太りやすい、痩せにくいという特典付きです。
良い排出のために何ができる?!
食物繊維をとろう
食物繊維には大きく2種類あります。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と呼ばれるものです。
読んで字のごとく、水に溶けるか溶けないか、
なわけですが、一般的に想像される食物繊維は
不溶性食物繊維だと思います。
ゴボウとかキャベツ、サツマイモなどなど。
不溶性食物繊維は、いわば腸の中を掃除する
ほうきみたいなもの。
一方、水溶性食物繊維は、
蒟蒻に含まれるグルコマンナンや、
リンゴなどに含まれるペクチン、
海藻類に含まれるアルギン酸ナトリウムなどがあります。
サプリメントなどの難消化性デキストリンも、
水溶性の食物繊維です。
水に溶けると、ゲル化します。
役目はごみをかき集める吸着剤みたいなものです。
この水溶性と不溶性の割合は
水溶性:不溶性=1:2が理想であると言われます。
オリゴ糖をとろう
オリゴ糖とは、二糖類のことで、
人の消化酵素で分解できないため、
腸内細菌の善玉菌の餌になります。
餌を与えて、元気にして、
善玉菌優位な環境にしようー
という話は昔からずっと言われています。
一般に売られているオリゴ糖は、
ハチミツみたいな容器に入れられた、
粘性の高い液体です。
あれはあれで、使いやすくていいのですが、
必要摂取量を取るのは容易ではありません。
オススメは、粉末のオリゴ糖を
5~10g毎日摂取すること。
経験上、鉄板ですね。
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