気になる原料 スクテラリア AO
あまり聞きなれない花ですよね?
元々は女性用の薬草としてアメリカ原住民が
使用していたとか。
女性が初潮をむかえた際の儀式的な植物だったそうです。
この植物から抽出したエキスが面白い効果があり、
使ってみたいな~と常々思ってはいるのですが、
あまり市場ではお見かけしませんね。
効果は保湿や抗炎症作用などもありますが、
抗ストレス作用があるといわれます。
0.01%のスクテラリアAO溶液で、
β-エンドロフィンの産生が350%以上アップしたとか。
β-エンドロフィンとは、別名幸せホルモン。
これが脳内で多くでてると、より幸せな気分になるのです。
塗って幸せになる化粧品って、
ちょっと素敵じゃないですか?
使い方は、スパやエステのマッサージオイルとかに
入れておけば、お客さんがより気持ちよくなる・・・
かもね。
まあ、幸せなんて、その人の気の持ちようなのですが、
こういった遊び心はあってもいいかな?
というのが個人的な意見です。
海外原料だから、色々面倒なんだろうな~
問い合わせてみようか、どうしようか・・・
ちょっと迷ってます。
まあ、別にナチュセラシリーズで使うわけではないのですがね。
久々ですな。
サボってるとしか思えん・・・
もっと出番増やせ~
今日のテーマは新規原料についてです。
新規原料の普及の大変さについて
語っていきましょう。
ちょこちょこ、天然ヒト型セラミドを使った商品、
ようやくでてきましたね。
まだまだ市場には全くもって浸透してませんが・・・
そうですね。
まず、原料を広めるにはOEMメーカー、
つまり、製造メーカーを口説き落さないとダメです。
それが、なかなか大変なのです。
さらに、商品が市場にでて、それを消費者に理解してもらうには、
その100倍以上大変です。
原料の認知は売るところの仕事になりますからね。
一番お金かかる・・・
そうなんですよね。
だから販社は珍しいもの、よくわからないものを
使うことを嫌います。
販社が作りたがらないものを、OEMメーカーは使う必然性がありません。
そのため、OEMメーカーを説得するのは、結構大変です。
だから、どんなにいい原料でも、
なかなか市場に出てこないわけだ。
原料メーカーの窓口は、開発の人になります。
開発部と営業部では感覚の隔たりがありますので、
開発で面白いと思っても、営業からは、
こんなもの売れるか!と言われる可能性が高いです。
ああ、よくある~
営業「もっと面白いもの探してこいよ」
開発「何が面白いのかはっきりしろよ」
ってなやり取りは何百回みたことか・・・
ポイントは、開発ではなく営業マンに仕掛けること。
理想は偉い人。社長さんですね。
だいたいトップダウンの構成してますから。
開発発信で採用されることは、ほぼないです。
言い切っちゃいますね!
営業のほうが発言力強いですからね。
開発の発言力が強い会社なんて、
生き残れないですから、存在しないといってもよいです。
もう1つの問題が、在庫の問題。
加工屋は在庫を持ちたくないわけです。
例えば、1kg10万の原料を1kg買ったとして、
1gしか使わなかったら・・・
その原料は1g、10万の原料になってしまうのです。
また別で使うからいいか・・・
とはならないんだ。
ですから、とりあえず1アイテム作らせるのが、
販路拡大のカギを握ります。
在庫を抱えてくれれば、他の商品にも採用
してもらえる可能性が高いです。
なんせ、他では提案してこない原料を提案できるわけですから。
営業の強み、差別化になります。
ところで・・・
この話、公開してなんになるの??
原料メーカーさん、
がんばってネ~
ってことです。
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