異常増えてる黄色い花が気になったので調べてみた
たぶん、3年くらい前からかな?
菜の花が終わると、別の黄色い花が
出てくるようになったのは。
で、ここ数年で、異常に勢力を拡大しています。
「おいおい、大丈夫かよ?」
と思うほどに。
この花の名前は
【オオキンケイギク】
といいます。
元々は、観賞用や緑化用に利用されていましたが、
現在は特定外来生物に指定されている北米原産
の植物だそうです。
緑化事業で植えたものが、野生化して、
増えすぎて問題になってるって・・・
文字通り、種を撒いたのは人間なわけだ。
在来種を駆逐しかねない勢いなので、
問題にはなっているみたいです。
(全く知らなんだけど)
外来種がなぜ、問題になるかというと、
元々の生態系はそれぞれが共存、拮抗して生きています。
まあ、バランスが取れているわけです。
増えすぎもしないし、減りもしない。
しかし、外来種には、そのバランスをぶっ壊します。
抑制因子がゼロなので、ドンドン増えます。
そして、在来種を駆逐していきます。
抑制因子としては、他の植物が出すフィトケミカル、
細菌、菌類などによる寄生などがありますが、
元々ないものが入ってきたので、それに対処する
すべがないわけです。
新しい病気に免疫が働かないのと似ているかもしれません。
特定外来生物に指定されているので、
栽培、運搬、販売、野外に放つこと
が禁止されています。
家の花壇に植えると、罰金とられまっせ。
(懲役3年以下、もしくは300万円以下の罰金)
あれだけ繁殖力があれば、
何か有効な成分が見つかりそうな気も
しないではにのですが、
法人の場合は、1億円以下の罰金が
科せられるので、そういう方向に話が
進むことはないですな・・・
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