糖化が促進されると老化が早まる
血糖値が老化のスイッチを入れる
血糖値が高いと、肥満や糖尿病の原因になります。
どちらもそれで死ぬわけではないのですが、
沢山の病気を呼び込みます。
健康面で血糖値を気にするのは当然のことですが、
美容面でも多大な影響を与えているのです。
「糖化」は余った糖が体で悪さをすることですが、
コラーゲンと糖が結びついて、肌の黄ばみ、
弾力の低下を引き起こします。
タンパク質に糖がくっつくと、徐々に黄ばんでいき、
最終的には茶色になります。
肌のコラーゲンもタンパク質なので、
肌の黄ばみの原因になると共に、
コラーゲンが硬くなり、弾力がなくなります。
その結果、シワ、たるみの進行も加速します。
糖化したタンパク質は・・・もとには戻りません。
こんな人、糖の悪影響を受けやすい
□丼物、麺類などを好んで食べる
□野菜、果物をあまり食べない
□甘いものが好き
□砂糖入りの飲み物をよく飲む
□朝食をぬく
□夜遅く食事をする
□運動をあまりしない
□紫外線対策をほとんどしなし
□寝不足気味で、夜型生活をしている
□ストレスがたまっている
□湯船につからない
上記リストに当てはまるものが多いヒトは注意!
血糖値の上昇を抑制し、糖化を防ぐには
まずは野菜から食べる
食物繊維の多い野菜・果物・海藻・キノコを最初にためる
ことで、血糖値の上昇を緩やかにします。
食物繊維は糖の吸収を遅らせるうえ、
ビタミン、ミネラル類の吸収をよくします。
結果、糖代謝も良くなります。
すっぱいものを取ろう
クエン酸や酢酸にも、糖の吸収を遅らせる
作用があります。
柑橘類は食欲抑制効果もありオススメ。
オリーブオイルを取ろう
オリーブオイルは胃から腸への移行を遅らせます。
さらに、小腸下部に到達すると、血糖値をコントロール
するホルモンの分泌を促します。
ネバネバ食材を取ろう
ごはんと一緒に、とろろ、おくら、納豆などを
一緒に取ると、ネバネバが糖の分解を遅らせるので、
急激な血糖値の上昇を抑えてくれるそうです。
肌の糖化と肥満は密接な関係が
肌が黄ばんでいる人は、太りやすい、
または太っている人は、肌が黄ばみやすい
ともいえます。
つまり、老化が早い人は太りやすい、
もしくは太りやすい人は老化が早い・・・
というわけです。
つまり・・・
糖化を抑制した生活習慣は、
肌老化を抑え、しかも太りにくくする
ということです。
当然、糖尿病のリスク回避にもなるわけです。
生きたまま腐る・・・それが糖尿病
糖尿病ってかなり怖い病気です。
糖化とは、物が傷む現象の1つです。
つまり、生きながら体が腐っていく病気です。
糖尿病が直接の死因にはなりませんが、
合併症という形で、弊害がでてきます。
まずは白内障。糖尿病性白内障は失明原因の
第一位に君臨しています。
(あってるかな・・・?)
目のレンズもタンパク質なわけで、
糖化すると濁っていきます。
続いて神経。
神経も糖化することで、ダメになります。
糖とアルツハイマーには相関性があることが
分かっています。
そして腎臓。
最終的には人工透析をしなければならなくなります。
治ることはありません。
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