ぶっちゃけ、しっかりミネラル補給できれば病気にはならないのですよね~
ミネラルは体の構成物であったり(骨のカルシウムなど)、
さまざまな酵素の補酵素として働きます。
現代人のほとんどはミネラル不足であるといわれ、
ミネラルが不足すると、酵素が不活性かされてしまうので、
様々な弊害が出てきます。
ものすごく乱暴な言い方をすると、
ミネラルをしっかり補えれば、
病気にはならない、と言っても過言ではありません。
ナトリウム
ナトリウムはからだの成長に不可欠な元素で、
体液の量を調整し、細胞外の機能を高め、
電解質のバランスを整えます。
暑さによる極度の疲労や日射病を予防します。
カリウムとの共同作業で細胞の物質交換を助けます。
その際には、マグネシウムが十分に摂取されている
必要があります。
カリウム
カリウムは細胞内の機能を高める働きがあり、
電解質や血液中の酸、アルカリのバランスをとります。
ブドウ糖が糖質やグリコースに変化するときにも必要です。
拍動のリズム、神経や刺激の伝達をスムーズに調整します。
血圧を下げる働きや、ストレスの予防にもなります。
マグネシウム
身体の機能を維持するのに欠かせないミネラルで、
多くの酵素、特に糖代謝を活性化し、心臓の緊張緩和
に欠くことができません。
カルシウムとのバランスも重要になってきます。
マグネシウムは体内量がごく僅かなため、
マグネシウム不足はすぐに体内のバランスを乱します。
カルシウム
体内に最も多く存在するミネラルで、
心臓、神経、骨、歯、血管、筋肉など
身体組織を健康に維持するために不可欠です。
身体機能だけでなく、精神の安定にも大きく関与します。
マグネシウムとのバランスが大切で、
マグネシウム:カルシウム=1:2が理想の比率です。
クロム
インスリンの働きを助け、血中のブドウ糖を筋肉や肝臓に
取り込みます。インスリンはクロムなしでは活性化できません。
1日の摂取必要量は35μgなので、
通常は不足することはありえません。
セレン
ビタミンC,Eと協力して活性酸素を抑制します。
モリブデン
いくつかの酸化酵素として不可欠な存在です。
非常な微量な存在ですが、アルデヒド類の解毒など、
重要な働きを担っています。
銅との拮抗作用があり、どちらかが過剰だと、
一方が不足します。
マンガン
炭水化物や脂質の代謝を行ううえで、
重要な働きをします。
マンガンそのものを構成要素とする酵素も
数種類存在します。
生殖機能にも関わり、不足すると性機能の
低下を招きます。
鉄
赤血球のヘモグロビンを構成し、
酸素供給には欠かせません。
銅
鉄と組んで赤血球をつくる働きをします。
鉄の吸収と利用を高め、心臓血管系の維持に
役立ち、正常な免疫機能の働きに欠くことができません。
亜鉛
体内の代謝活動に関わる酵素の活性に不可欠で、
約300種類もの酵素に関与しています。
また、ホルモンの分泌を助けます。
リン
リンはカルシウムに次いで、体内に多く存在します。
全細胞中にあり、カルシウムと相互作用で歯や骨を
丈夫にします。
ヨウ素
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの
主成分として知られています。
体内の70%以上は甲状腺に存在し、
過剰、欠乏いずれも甲状腺腫を引き起こします。
超微量元素
セレニウム
セレニウムは抗酸化酵素の構成成分で、
非常に重要なミネラルです。
活性酸素の働きを抑制する酵素を活性化します。
また、有害金属に対して毒性を抑制します。
リチウム
マグネシウム、カリウム、ナトリウムの代謝に関与しています。
自律神経や、附随意神経の機能に関与し、不足すると
躁鬱病になるとか。
バナジウム
コレステロールとリン脂質の合成を抑え、
アミノ酸の有害代謝物を抑制します。
コバルト
コバルトは他のミネラルのように単体では
作用せず、ビタミンB12の構成成分として
存在します。
ニッケル
核酸を安定化し、その活性を維持します。
ビタミンB6と共同で代謝に関与し、
酵素活性を維持します。
ホウ酸
骨の形成に必要なミネラル。
骨成長に関する酵素の働きを助けます。
ゲルマニウム
抗ガン作用があるとか。免疫強化作用があると
考えられています。
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