今の基準では女性はみんな引っかかる 総コレステロール値
日本では悪者扱いの血中コレステロール。
確かに高いと動脈硬化の原因となり、
血管障害のリスクを高める可能性はあります。
日本の成人の総コレステロールの基準値は、
正常値が130mg/dl~200mg/dl、
境界値が201 mg/dl~219 mg/dl、です。
220 mg/dl以上の場合は高コレステロール血症と診断され、
治療や投薬が必要になります。
しかし、この基準は見直しが必要である、
と言われます。
ガン患者の死亡者は総コレステロール値が
低いほど高くなるといわれています。
また、うつ病にもなりやすい傾向があるとか。
そもそも、女性は閉経後、総コレステロールは
ホルモンの関係上、必ず上がってきます。
自然の摂理なので、放っておけばいいのに、
必ずと言っていいほど、お医者さんは薬をだします。
ほとんどの人は飲む必要がないにも関わらず、です。
なお、本来の目的は、
動脈硬化を予防し、血管疾患を予防するためです。
そのためには、本来は総コレステロール値を
見るのではなく、
LDL(悪玉コレステロール)とHDL(善玉コレステロール)
の数値を見なければなりません。
HDLが総コレステロール値を引き上げているなら、
薬は飲む必要はありません。
動脈硬化の心配もありません。
逆にLDLが総コレステロール値を引き上げている
場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。
結局、薬は無理やり抑えるだけで、
症状を根本から改善するものではありません。
コレステロールがなぜ高くなったのか?
その根本を見直さずに、安易に薬を飲むのは
病気を助長するだけです。
コレステロールが高い食事ばかり食べているのが
原因なら、食生活を改めるべきです。
運動不足なら運動を始めるべきです。
自然な生理現象なら、
放っておけばいいのです。
さて、コレステロール悪玉説が世界中に
広がった経緯は、
1913年、ロシアのウサギの実験で、
高コレステロール食を与え続けたら、
大動脈にコレステロールが沈着して、
動脈硬化が起こったから・・・・
というのが発端なんだとか。
草食動物に高コレステロールって、
そりゃちょっと、あれでしょ?
というツッコミはその当時はなく、
コレステロールは動脈硬化の原因だ!
と叫ばれるようになりました。
そもそも、コレステロールの8割以上は
肝臓で作られます。
食生活が影響するのは、たったの2割。
それでも、コレステロールが悪いと、
いつまで言い続けるのでしょう?
アメリカの医学界では、
コレストテロールの低下薬は女性には不要!
と言われています。
まあ、男性の場合は260以上あったら、
気をつけたほうがいいかもね。
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