日光過敏症が増えているといわれる件
日光過敏症ってご存知でしょうか?
ようするに、日光アレルギーなのですが、
まだ聞きなれない病名ではないでしょうか?
実は近年増えてきているそうです。
まさか、日光がアレルギーの原因になるなんて、
思いもよらないことだと、思われるかもしれませんが・・・
日光過敏症とは?
感覚としては、花粉症に近いです。
もともと無害の花粉を、免疫が敵だと
認識して、攻撃することで、鼻水や涙、
くしゃみなどがでるわけです。
それと同じように、日光を浴びると、
そこを敵だと認識し、免疫が攻撃するわけです。
赤くなったり、湿疹ができたりします。
花粉は昔からあったにも関わらず、
現代になって出てきた新しい病気です。
原因は免疫システムのバランスが崩れている
ことと、空気の汚染物が挙げられます。
免疫のバランスが悪いのは、
清潔すぎる環境が挙げられます。
結局、免疫の仕事が少ないわけです。
人間と一緒。
仕事をしていないと、存在意義が分からなくなるわけです。
そこで、仮想の敵を想定して、
それと戦うわけです。
それが花粉症です。
環境側の要因としては、大気汚染により、
空気中に浮遊した化合物と、
花粉が結合することで、アレルゲンになっている
とも言われています。
皮肉な話ですが、スギの木がいっぱいある田舎では
花粉症はほとんどなく、東京などの都市ほど多いのも
そのためです。
全く同じように、日光敏感症も、
薬が原因でなる場合があります。
体内に入った化合物が、日光によって刺激され、
それをアレルゲンとして認識するパターン。
この場合は、薬を摂取しなければ、
起こらないわけですが、
花粉症のように、ある日突然なる場合もあります。
そのメカニズムはよくわかっておらず、
ステロイドによる治療以外ないのが現状です。
酷な言い方になりますが、
なったら一生、日に当たらない生活を強いられます。
(花粉症が治りにくいように、体質改善以外、
治す方法がありません)
ですので、予防する必要があります。
日光に当たった部分がただれるのです。
花粉症よりも残酷な状態をもたらします。
そして、花粉症のように、ある日突然なるわけで、
あなたも無関係ではないのです。
年々紫外線量は増えているわけですから・・・
予防方法は、至ってシンプル。
紫外線を浴びないように、すること。
帽子や日傘はもちろん、
日ごろからUVケアをしっかりすることです。
ただし、紫外線吸収剤は、日光アレルギーの
引き金になると言われるので、避ける方がベターです。
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