分かりにくいけど、多分これが真相だと思う
さてさて、天然ヒト型セラミドの原料メーカーから
資料をいただいたわけですが・・・
おそらく、彼らにとっては非常に分かり易く、
コンパクトにまとめたつもりだと思います。
しかし、ぶっちゃけ、よくわからん。
いや、正確にはどう伝えていいかわからない、
というのが正しいかな。
ただ、ようやく個人的には消化できたので、
再度記事にしてみました。
天然ヒト型セラミドは
長鎖脂肪酸をもつセラミドが豊富であるからいい、
という新たな視点が提供されました。
そもそも、セラミドは全身至る所に存在しますが、
皮膚表面のセラミドは他の部位と決定的に違う特徴は、
脂肪酸が長いセラミドの割合が非常に多い事。
つまり、長鎖脂肪酸をもつセラミドが多いわけです。
ヒトのセラミドの構成は、
セラミド1 8.3%、
セラミド2 20.5%
セラミド3 18.0%
セラミド4 5.0%
セラミド5 19.7%
セラミド6 8.6%
その他 19.9%
となっています。
セラミドコンプレックスで、
セラミド2、3、5というのが
一番肌に近いように見えます。
しかし、です。
長鎖脂肪酸の視点で行くと、
50%はC24脂肪酸、つまり長鎖脂肪酸なのです。
そして、長鎖脂肪酸が多いほど、バリア機能は高まるのに対し、
短い脂肪酸(C16、C18)の割合が増えると、
ドンドンバリア機能が低下していくことが分かっています。
天然ヒト型セラミドにいては、60%近くが長鎖脂肪酸なわけです。
仮に、セラミド1~11までを、ヒトの肌と同じ割合で
配合したとしても、長鎖脂肪酸の割合が低ければ、
何の役にも立たないというわけです。
いやー、超分かりずらい(爆)
結局、いままでセラミド1とか2とか言ってたけど、
そんなのは関係なくて、長鎖脂肪酸を考慮しないと、
セラミドとして機能しないばかりか、
逆にマイナスにもなりかねない、
といった議論を醸し出すような主張なわけです。
さてさて、現行の合成品の脂肪酸は如何程なんでしょうね。
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確かに凄いデータなんだけど、
一般のヒトには伝え難いのですよね・・・
特に一般に売っているわけではないので、
BtoBを想定しての資料でしょう。
今度展示会にでもでるのかもしれませんね。
今更そんなこと言われても!
という気はしないでもないですが、
効果があれば、まあ、何でもいいか~
ただまあ、議論を呼ぶデータではありますよね。
●●製薬とか●●フイルムとか、●王とか、
ちょっと面白くない話ですよね、たぶん・・・
これを機に、天然ヒト型セラミドが主流に・・・
とはならないだろうな~
可能性としては●●フイルムが動くかもしません。
表示のセラミドは同じですし。
大大的にCMとかやって欲しいですよね。
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