最近のセラミド関連の論文です
The effect of hydrocolloid dressing containing ceramide-2 on split-thickness wounds in a laser
簡単にいうと、セラミド2をつけたら、
傷が早く治るかも?
という内容です。
セラミドはスフィンゴ脂質の一種として、
体内に幅広く存在します。
基本、現状セラミドの効果としては、
細胞間脂質の50%を占め、
水分を囲い込む保湿成分として、
また、外部からの刺激から、肌を守る
バリア機能の
2つの効果が注目され、
その目的で化粧品に配合されています。
しかしながら、セラミドが体内で神経や血管の
伸長に関与していたり、
アレルギー反応の火消に関与していたり、
アポトーシスなどの細胞秩序に関与していたりと、
多岐にわたります。
今回はセラミドが傷を治すのに、
関与していることを示唆した論文になります。
セラミドそのものが、様々なメッセンジャーに
なってるので、セラミドが皮膚の組織の合成を
促進するというのは、なくはないかな?
と個人的には思っていましたので、
やぱりね~といった感じです。
この論文ではセラミド2を利用していましたが、
おそらく、他のセラミドでも似たような結果に
なるとは思いますが・・・
もちろん、断定はできません。
また、可能性としては、
セラミドがバリアを張るので、
外部からの刺激、紫外線や雑菌などから
肌が守られるので、
外部の刺激に晒された部分との
比較なので、有意な差がでただけなのかも
しれませんね。
あくまでも、個人的な推測ですが、
セラミドは肌の活性を上げるのではないかと。
それも種類が多ければ多いほど、
その傾向が高まると。
その理由は、それぞれのセラミドが、
促進させるものが、それぞれで違い、
極論を言えば、全種類あれば、
皮膚すべても活性化し、
ベストな状態にもっていけるかも・・・
という妄想を抱いています。
まあ、うちのナチュセラクリームが
業界で一番セラミドの種類が多いので、
そうであってほしいという願望でもあるのすがね(笑)
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