トップ研究者による15の論争
当時ハーバード大学学長の
ローレンス・サマーズが発した言葉が
「なぜ理系には女性がもっといないのか?」
がこの書籍の発端。
当の本人は、この発言をきっかけに、
学長辞任まで追い込まれるわけですが。
結局、「氏か育ちか」という
生物学決定論という、あまり触れたくない
議論をしなければならないところを
突いているので、面白い議論ではあります。
人の個人差を決める遺伝子は0.1%と言われます。
これは同性での話で、男女間では0.3%の差異が
あると言われます。
個性の差は遺伝的には、極々僅かって
ところに驚きですが、
男女の遺伝的差が、個人の差異の
倍あるわけでしから、色々違って当たり前
なわけです。
男女間の差に、能力の差があるのかないのか、
あったとしたら、何が違うのか、
その辺を議論をしているのが本書であります。
まあ、そもそも理系クラスって少数ですよね。
自分の時は文系6クラスに対して、理系3クラスでした。
理系の男女比は3:1だったかな?
理系女子というんですか?
(最近ではリケジョか・・・)
個人的には、そちらの方がスタンダードなんですよね・・・
(その属性の女性のほうが周りには多い)
理系選考して、理系の大学いって、
まあ、そっち系の仕事に就けば、
当然といえば、当然なんですが。
そんなに比率、少ないの?
というのが正直なところ。
いやー、偏った世界に生きてるな・・・自分(爆)
文系とか理系とか、
ぶっちゃけそんな線引きは無意味だとは思いますが、
古文とか、歴史とかやらされなくて済んだので、
ありがたい仕組みではありました。
数学が得意でもないし、
物理苦手でしたが、
それでも、まだそっちの方が
全然マシ!という選択の仕方でしたし(笑)
ただ、日本では男性の理系進学率は低下、
逆に女性は上がってきているとか。
企業側も、いわゆるリケジョを欲しがっているとか。
まあ、理由は色々あるんでしょうがね。
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