血液を酸化させて、抗酸化力を上げる?!
血液を取り出して、その血液をオゾンで酸化させ、
その血液を再び体へ点滴する。
血液クレンジング療法を簡単にいうと、
そんな感じになります。
オゾンとは、酸素原子が3つくっ付いた状態。
通常は2つで、酸素を形成しているので、
1つ余分に酸素原子がくっついているので、
とても不安定な状態です。
まあ、早い話が活性酸素です。
活性酸素といえは、酸化の原因であり、
ものを腐らせたり、さびさせたりする、
老化物質の代表格。
わざわざ、酸化させた血液を体に入れる・・・
正気の沙汰ではないようなこの方法、
実はドイツで70年近い歴史があり、
101歳まで生きたイギリスのエリザベス王太后が
受けていたアンチエイジング法ということで、
注目されているとか。
理屈は、体の恒常性を利用したものだと思われます。
分かり易いところで言えば、
予防接種ですかね。
予め弱い菌を体内に入れ、
その免疫を作らせる方法。
それと同じことだと考えると
分かり易いと思います。
一時的に活性酸素量を増やして、
体内の抗酸化力をあげようという療法です。
血液クレンジングの効果効能としては、
1.抗酸化力の強化
2.末梢血流の増加
3.免疫力の向上
4.細胞の活性化
これをやることで、血液がサラサラになることから、
血液クレンジングといわれるようになったとか。
副作用もなく、長時間効果が持続するそうです。
細胞のエネルギーを作る量の20%程度あがると
の実験結果もあり、疲れにくくもなるとか。
ただし、定期的にやる必要があるのと、
保険が適応されないのが難点かな?
(1回2万円ほどだそうです)
まあ、ぶっちゃけてしまえば、
わざわざ血液を抜いて、酸化させて戻す
なんてまどろっこしいことしなくても、
同様の効果を得られる方法があります。
それは、有酸素運動(笑)
有酸素運動することで、体内の活性酸素量は
あがります。それを除去するために、
からだの抗酸化力は上がります。
継続すれば、活性酸素に強いからだになるわけです。
極論、有酸素運動を継続的にしていれば、
ほとんどの病気は予防できるといわれます。
ガンとか最たるものです。
ただし、やり過ぎは禁物。
アスリートやプロの選手は、
一般的に短命であるといわれます。
そこまでやる必要はないわけです。
1日10分程度の有酸素運動で構いません。
激しく走る必要もありません。
ジョギング程度で十分です。
コメントをお書きください