月が人体に与える影響
月には引力があり、
それが地球の海面に影響を与えて、
満ち干を作っています。
海の生物は当然、そのサイクルに影響され、
例えばサンゴや亀、牡蠣などは、
満月の大潮の時に一斉に産卵します。
人も満月の前後3日間に
出生率が著しく高くなると言われます。
逆に、新月の日は最低となるそうです。
また、魂も月の引力に引っ張られると言われ、
満潮時の死亡率は高いともいわれます。
また月の公転周期と生理のサイクルが同じことから、
『月経』と呼ばれているわけです。
ヒトの体の60%は水分です。
そして、その組成は海に非常に似通っているといわれます。
ですから、月は人体に影響を与えているだろう、
というのがバイオタイド理論です。
ヒトの行動や感情に何かしらの影響があると、
1984年にアメリカの医学博士、アーノルド・A・リーバーが
提唱したものです。
満月時には、犯罪率、事故率、自殺率など、
統計的に有意に多いことが分かっています。
月の引力の影響か、
月の光の影響か、
科学的な証明は一切されていないのですが、
統計的に、って話なので、
まあ、何らかの影響は受けているのでしょうね。
新月から満月へ向かう上弦は、
満ちていく過程のため、
新しいものを取り入れる、増えていくという時期です。
つまり、何か新しいことを始めるには新月の日がベスト
だと言われます。
また、栄養を吸収し蓄える時期なので、
太りやすい時期でもあるのだとか。
ダイエットの開始日としては、逆に不向きなのかも(笑)
逆に満月から新月へむかう下弦は
欠けていくため、
減るだとか、消費するとかの意味があります。
ダイエットだとか、病気の治療とか、
そういったものに向いている時期であると言われます。
まあ、対局を揺るがすほどの影響力では
ありませんので、そんなに気にする必要は
ないのですが、
たまには空に思いを馳せるのも、
悪くないとは思いますよ。
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