女性ホルモン基礎知識

意外に知らない、女性ホルモンのこと

美容に、健康に重要な役割を果たしている女性ホルモン。

しかし、一生でティースプーン一杯分しかでないんです。

 

神のさじ加減とかうまくいったもんですよね~

 

①女性ホルモンはどこから出てくるの?

出てくる部分は卵巣。

まあ、これは半分正解。

男性には卵巣ないですから(笑)

男性は男性ホルモンが酵素処理されて

できるそうです。

 

また、その分泌は脳で管理され、

脳に入った血流のホルモン量を

フィードバックして、調整を行います。

 

ですから、ホルモン系と自律神経系は

密接につながっており、バランスが崩れた

症状はどちらも似ているのは、

 

ホルモン系統に異常があれば、

神経系統に異常が、またその逆も然り。

 

②女性ホルモンの働きは?

排卵を促し、妊娠、出産に関わるのはもちろんですが、

それ以外にも肌、髪、爪などのハリや潤いを保ちます。

コラーゲンの生成にも関わるので、

若さを保つには必須なものです。

年齢による見た目の差は、女性ホルモンの量に

比例するといっても過言ではありません。

 

また、コレステロールの調整、骨の代謝、

記憶力や精神の安定などにも大きく関わります。

女性らしいラインを作るのも、女性ホルモンの働きです。

 

③女性ホルモンの種類

女性ホルモンは2種類あり、

一般的な女性ホルモンと呼ばれている

エストロゲン(卵胞ホルモン)と

プロゲステロン(黄体ホルモン)です。

 

この2つのホルモンの優位関係により、

生理周期を作り出しています。

 

一般にプロゲステロン優位のときは、

しんどい症状が出やすくなります。

 

④女性ホルモンは一生なくならない?

閉経までは、ある程度でますが、

閉経後はピーク時の1/10程度まで落ち込みます。

ヘタしたら、同じ年齢の男性よりも少なくなる場合も。

 

また、年齢と共に減り、

その境目は37歳頃であると言われます。

 

更年期障害がでて慌てるのではなく、

これくらいから対策しておくと、症状が緩やかですむとか。

 

体を冷やさない、適度に運動し、きちんと栄養をとり、

きつすぎる下着を付けないなどなど、更年期への

準備をしておけば、大きく崩れることはないとか。

 

⑤女性ホルモンと精神状態

エストロゲンが減ると、判断力の低下、

イライラ、憂うつなど、精神的な影響がでます。

 

エストロゲンは精神を安定する作用があるので、

それが減ると、不安定になってしまいます。

 

ですから、生理前はイライラしたりするわけです。

また、判断力も低下するので、大事なことは

生理前に決めないようにしましょう。

 

⑥排卵しないことのデメリット

では、ずっとエストロゲン優位な状態にして、

排卵しなければいいのでは?

という考え方もあります。

 

生理不順で、何か月もこない、

という女性も、少なくはないそうです。

 

じつは、無排卵の状態が続くと、

子宮自体が委縮してくるそうです。

 

閉経すると子宮が委縮して縮むそうですが、

それに等しい状態が起きているのです。

 

生理がなくて楽だわー

と放置しておくと、後々大変なことになります。

早めの治療、対策をとりましょう。

 

⑦生理不順の原因

女性ホルモンのバランスが乱れると、

生理が狂います。

 

その原因として、脳への考えられます。

過度なストレスは、自律神経のバランスが乱れ、

結果として、ホルモンバランスを崩します。

 

また、無理なダイエットによる

栄養バランスの乱れも、

栄養不足のためにホルモンバランスが乱れると言われます。

 

⑧ムダ毛と女性ホルモン

女性ホルモンの分泌量がストレスなどで

減ってしまうと、体毛が濃くなることは

ありえます。

 

女性も男性ホルモンが存在し、

相対的に男性ホルモンが増え結果、

毛が濃くなるそうです。

 

そして、女性ホルモンの量が

元に戻っても、いったん濃くなった毛は

元には戻らないそうです。