レモンにメタボリック効果抑制効果あり
県立広島大学健康福祉学部を中心とする
共同研究チームによると、
レモンの産地の中高年女性118名(平均60歳)を
調査した結果、レモン摂取量が多いほど、
血圧が安定しており、動脈硬化の進行も遅く、
レプチンの血中濃度が低いことが確認できたとのこと。
レプチンとは脂肪細胞から作れ出される、
満腹感を出して食欲を抑制するホルモン。
エネルギー代謝も上げる、本来はメタボ抑制ホルモンです。
ただし、これは通常食事をしたときに増えなければならないわけです。
それが、脂肪細胞が増えてくると、通常時にも増え、
体がレプチン抵抗性を持つわけです。
つまり、レプチンが作用しにくくなるわけです。
この調査でレプチンの通常濃度が低いということは、
脂肪細胞が多くないというわけですね。
また、レモンを取ることで、
メタボ抑制効果の高いホルモン、
アディポネクチンが増加するとも
言われます。
アディポネクチンは逆に内臓脂肪の量と
反比例するので、内臓脂肪が多いヒトほど
少なくなり、メタボは加速するわけですね。
少ない人は、アディポネクチンが多いので、
太りにくくて、メタボになりにくい・・・
というちょっと何とも残酷な仕組みらしいです。
アシタバエキスがこのアディポネクチンの
産生を促進することが分かっていますが、
ダイエット効果は、太っている人ほど効果が高い
と言われています。
結局、少ないアディポネクチンを増やしてあげれば、
効果がでるけど、そうでない場合はあまり意味がない
ってわけですね。
レモンの効果を最大限に活かすには、
皮ごと食べろと。
あくまでメタボリック予防ですがね。
レモンにはビタミンCをはじめ、
疲労回復に良いクエン酸、高い抗酸化力をもつエリオシトリン、
交感神経を促進するリモネンなど、含まれています。
3日に1個、皮ごとレモンを食べれば、
高血圧、動脈硬化、肥満、糖尿などの
メタボリックシンドロームの予防ができるとか。
ただ、問題はマルガリータ皮膚炎とポストハーベスト。
レモンは紫外線によるシミを促進することが
分かっています。
朝食べるのは厳禁。
食べるとしたら、夜ですよね。
また、ポストハーベストとは、後かけ農薬。
レモンは船で海を渡ってきます。
その間に、虫や菌がつかないように
大量の農薬を散布します。
ただでさえ、プランテーション栽培で、
農薬ガンガン使っているのに、
そこに加えて、ってことですからね。
皮ごとってのはちょっと勇気が要りますね(笑)
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