若者の間で増加中。。。
従来のうつ病とは違う「新型うつ病」が
若い世代で増えているとか。
特徴としては、仕事のときだけうつ病で、
あとはいたって元気。
プライベートではやたら元気。
よく食べ、よく飲み、よく笑い、よく寝る。
一見、健康そのものであるわけです。
それが会社になると、朝起きれない、
朝食が食べれない、お腹が痛い、
胸がドキドキすると、具合が悪くなるそうです。
また、従来のうつ病は自己嫌悪で
自分を責めたてるのですが、
新型はそういった思考にはならず、
すべて、何かのせいにするわけです。
仕事ができないのは、会社が悪い、
上司のせい、同僚のせい・・・
よくわからないのが、
うつ病は脳内のセロトニンの低下に伴い、
様々な快楽ホルモンの分泌が低下している
状況なわけです。
ですから、薬を飲めば、ある程度は
生活適応可能なのです。
(もちろん、薬の依存性は高いので、
それだけに頼らず、根本的原因の解決が
必要ですけど)
しかし、普段は平気、会社でうつって、
脳内のホルモン異常というより・・・
適応力の問題なだけなような気もしないでもない。
「ただのサボり」「甘えだ」
と一蹴されてもおかしくないですよね。
ただのダメ人間に病名を付けちゃった
だけなような気もしないでもないです。
病名つけたせいで、そのカテゴリーに
括られる人間は、多いってことでしょうか。
もしくは定義の範囲が広がっただけ、
という見方もあります。
一応、症状としては
・過食、過眠傾向になる
通常のうつでは食欲不振、不眠傾向にあるのに対し、
全く逆の傾向がみられるそうです。
・鉛様疲労感がある
体に鉛がついたみたいに重くて、
行動する気が起きない状況になります。
・拒絶過敏症になる
人に拒絶されているのではないか?
という恐怖心が高くなり、ヒトの言動を
ネガティブにとらえる傾向にあります。
好意的な言葉でも、突然キレたりするそうです。
・気分反応性
通常のうつでは、生活エネルギー全般が落ちますので、
全てにおいて、やる気が起きないわけですが、
新型うつでは、嫌な事では気分が落ちますが、
たのしいことには気分が上がります。
見分けるのは、もともとだらしない人間だったのか、
今まではしっかりしてたのに、急におかしくなったか、
の違いだそうです。
また、なりやすい性格は、
・よい子タイプ
・周りの期待に応えようとするタイプ
・自己主張をしないタイプ
そして、20~30代、女性に多いのだとか。
まあ、とりあえず、ヤロウだったら、
「甘えんな」と一蹴してもいいのかも(笑)
ちなみに従来の定型うつは中年男性に多くて、
真面目な人ほどなりやすいんだって。
ちなみに、女性は痛みに強いと言われますが、
(出産の痛みは男性だと死ぬとかいわれますよね)
ストレス耐性は男性のほうが高いと言われます。
理由は簡単で、
狩りも戦も男の仕事だったわけです。
当然、命の危険にさらされる機会が多かったわけです。
そのストレス下を生き延びた遺伝子が
引きつがれているわけなんですよ。
で、社会では色々な責任が付きまといます。
女性が社会進出を果たしたのは、
極々最近なわけです。
社会に対するストレス耐性は、
男性よりも低いわけです。
(まあ、最近は男性の女子化という問題もあるんですけど)
そのせいなのかも・・・しれません。
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