超玄人向けですけどね
もともと、研究開発者である方の
父親が癌になり、それを治したい・・・
というのが開発の動機で、
最初はアガリクスを手掛けたそうです。
当時はアガリクスブームで、
非常に高額で売られていました。
今思うと、足元みて商売してるな~
って感じですが。
ぶっちゃけ、アガリクスでガンが治るなんて
ことはないんですよ。
アガリクスを推奨していた先生も
癌で亡くなってますからね・・・
その現実に直面して、
もっといい物を作らねば、
と注目したのが『発酵』だったわけです。
今でこそ、酵素ブーム、菌活ブームで
発酵というキーワードをよく聞くと思いますが、
当時、発酵に目をつけたのは、なかなかの先見ですよね。
開発に長い年月がかかり過ぎて、
父親には間に合わなかったそうですが、
非常に効果の高い原料ができたそうです。
詳細は企業秘密ですが、
ざっくりいうと、厳選された菌を数種類、
通常よりも高温(50℃くらい)での発酵処理をし、
菌よりも分解力の高い、
キノコ(アガリスクなど)で発酵させます。
キノコによる発酵は、かなり珍しいです。
ヘタを打つと毒素とかできる可能性がありますからね。
その辺の知識が重要になるわけです。
仕上げに麹で発酵して、
出来上がり。
その間半年くらいかかるわけです。
オリジナル性の高い原料で、
商品名や売り出しの謳い文句などを
工夫すれば、面白い商品ができると
思っていましたが、
なかなか会社の理解が得られず、
たいして販促もせずに、フェードアウトしてしまいました。
が、ここ最近、引き合いが凄いとか。
大手の原料メーカーからも
何社か声がかかっているとか。
真面目にコツコツやってけば、
そのうち報われるってことなんでしょうね。
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