ウイルスについての考察
バイオハザードとは、直訳すれば
「生物学的危害」
パンデミックは自然的な流行に対し、
バイオハザードは人為的なものが
関与している場合に呼ばれます。
ある意味、バイオハザードでの感染も
大きくなればパンデミックになるのかも。
さて、某映画で登場するゾンビは、
T-ウイルスの感染者。
人がゾンビ化するかはどうかはさて置き、
ウイルスが、このような行動をとる可能性は
無きにしも在らずといたっところ。
遺伝子は自らを増やすために行動する、
という『利己的遺伝子説』の考えによれば、
ですけどね。
生物はすべて遺伝子の乗り物であり、
自身の遺伝子をどのように残すか、増やすか、
が選択基準になって行動している、
一見、利他的な行動も、
遺伝子からみたら利己的であるという説です。
拡大解釈されて、ヒトが利己的なのは
遺伝子のせいだ、みたいな解釈もされる
場合もあります。
何がいいたいかというと、
より純粋な遺伝子であるウイルスの行動は、
自分たちを最大限に増やすように行動します。
潜伏期間があるのは、
よりウイルスをまき散らすためですし、
猛威を振るうと、その後は弱毒化していきます。
宿主を殺し過ぎると、感染できなくなり、
ウイルスの遺伝子を残すという目的に反するからです。
感染者が人を襲い、感染者を増やしていく
というウイルスはもしかしたら、今後出てくるかも
しれません。
(あくまで可能性の問題です)
また、それに伴う説で
『ウイルス進化論』というのがあります。
これもどちらかというと、トンデモ科学に属するわけですが、
進化はウイルスの感染によりもたらされる、というもの。
エイズウイルスなどのレトロウイルスと呼ばれるものは、
逆転写酵素を持っているので、遺伝子を書き換えることが
できるわけです。
進化は遺伝子の突然変異の積み重ねである、
とする従来の進化論では、猿からヒトへの進化が
説明できないとされます。
(ミッシングリングのことですね)
もちろん科学的証拠はほとんどなく、
SFのネタになるような話ではあるのですがね。
ただ・・・
一昔前は、新しい品種を作るのに、
突然変異誘発物質などを使って、
強制的に突然変異を起こし、
新しい品種を作っていました。
それが遺伝子組み換え技術の向上で、
意図した遺伝子を、ぶち込むことが可能になっています。
菌に入れるなら、学生でも可能です。
もしかしたら、何らかの大きな意図で、
ウイルスを使って進化を促すようなことが・・・
あってもおかしくはないのかな~
なんてどうでもいいことを、ふと思ってしまったもので(笑)
ちなみにバイオハザード、
ゲームもしたことなし、映画も見たことないです(笑)
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