オールインワンジェルのモロモロって何？

手軽さから一大市場を作らあげた

「オールインワンジェル」

オールインワンは手軽なうえ、

それだけでいいので、お財布にも優しい反面、

保湿面でイマイチだとか、

結局1つでは物足りないという不安が

あるわけですが・・・

オールインワンジェル特有の不満として、

「モロモロがでる」

というのがあります。

あのモロモロの正体、何だと思います？

分かり易いたとえをすると、

糊が手につくと、ネバネバした後、

だんだんモロモロとしたカスになりますよね？

原理はあれと同じ。

ジェル上を形成しているのは、

多糖体のおかげです。

水分が多い時はゲル状を形成しますが、

水分が減ってくると、粘性が増して、

やがて固形物になります。

最終的にはカピカピになります。

お米なんか、分かり易いかな？

あれも多糖類です。

水を多く含ませれば、米糊になりますが、

乾くとカピカピに固まるわけです。

勘のいい人は気づいたかもしれませんが・・・

リフトアップなどを謳っているもの、

ありますよね？

あれの仕組みは、

多糖類から水分が抜けて、

収縮するからなんですよん。

肌にセメダインがついて乾いたのと同じ原理ですね。

肌がつっぱる感じになるっしょ？

ちなみに、あのモロモロを逆手に取ったのが、

ピーリングジェル。

まあ、糊みたいな性質がありますから、

肌の汚れや、古い角質などを吸着して

くれるわけですから、

まあ、ピーリング効果はあるとは思います。

ただ、あのモロモロは結局は増粘剤なるものであり、

あれそのものは、あなたの肌からでたものではない、

ということは覚えておいてください。

「うわ～、こんなに汚れがでてきた！」

というのはウソですから（笑）

何はともあれ、折角オールインワンにも関わらず、

モロモロのせいで化粧ノリが悪くなるとか、

ちと、本末転倒なような気もしなくもないですがね。

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