米ペプチドです
オリゴペプチドと一文字違いで、若干紛らわしい
オリザペプチド。
表記名は加水分解コメペプチドになるのかな。
米に含まれるたんぱく質をトリペプチド(アミノ酸3つの状態)
にしたものですね。
分子量は200~400くらいなので、
肌からも浸透していきます。
コラーゲンのトリペプチドも肌のコラーゲン合成を
促進すると言われていますが、
オリザペプチドはコラーゲントリペプチドの
10倍の活性があるとか。
まあ、お米に含まれているタンパク質なので、
普段、あなたも摂取している成分です。
米に含まれるたんぱく質は約6%くらいですが、
主食として取っているので、日本人の重要なタンパク源
であり、15%は米由来であるといわれます。
ですので、元々は食品用の原料です。
不思議な話なんですが、普段から米食ってるのですが、
米ペプチドにすると、体脂肪を減少する作用があったり、
血圧を下げる作用がでたりするわけです。
タンパク質はアミノ酸まで分解されて、
始めて小腸で吸収されると近年まで考えられて
いましたが、最近ではジペプチド(アミノ酸2個)、
トリペプチドでも吸収されることが分かっています。
コラーゲン問題でも、ペプチドで吸収されれば、
それが肌のコラーゲン生成を促進することが
わかっているので、コラーゲン摂取も一概には
無駄ではないとの見解が主流になりつつあります。
さて、コラーゲンはお肌にとって、なくてはならない成分です。
肌を支える大黒柱のようなもの。
しかしながら、塗っても角層下へ浸透させることができません。
ですから、どんだけコラーゲンも塗っても無駄なわけですが、
なんとかしたいわけですよ。
コラーゲンケア成分みたいな?
セラミドケア成分って意外に多いんですけど、
コラーゲンはあんまり聞かないですからねー
で、コラーゲンケア成分になりうるものを探したら、
米ペプチドに辿り着いたってわけです。
コラーゲントリペプチド以上の効果があるなら、
植物コラーゲンを名乗ってもいいかもね(笑)
余談にはなりますが、植物コラーゲンを名乗っているもの
があるんですが、
コラーゲンはヒドロキシプロリン
と呼ばれるアミノ酸が特異的に存在し、
これは動物にしか存在しないと言われています。
(だから肉、魚を食べないと老けるというのは、
コラーゲン生成ができなくなってくるからです)
で、近年、人参の抽出物に
ヒドロキシプロリンが見つかって、
それを植物コラーゲンと言ってしまおう的な?
オーガニック系の化粧品はどうしても
植物由来だけで・・・
というニーズが強いので、コラーゲンは使えないけど、
コラーゲンは訴求効果が高いから、
という理由での呼び名なわけですわ。
他にも植物コラーゲンを名乗るものは
ありますが、結局は上記の理由によるものです。
植物プラセンタに近い感覚かな??
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