寝ないと、脳の老廃物がたまる

脳の疲労は寝ることが最善策である

ヒトはなぜ、人生の1/3を寝て過ごすのか?

 

その一つの回答として、

寝ている間に脳内の老廃物を

排泄する作用が高まることから、

 

寝ている間に、脳内の清掃が行われるため、

寝ないと、どんどん老廃物がたまり、生きてく上で

障害になりうるからではないか、

といわれます。

 


脳内老廃物は、脳脊髄液が脳組織を循環することで排出されるので、

そのスピードは就寝中に増加し、その速度は目覚めているとときの

10倍に相当すると推測されています。 

 

さてさて、これについて言えることは?

 

1つは、アルツハイマーとの関係が言われます。

アルツハイマーは脳内にアミロイドβの蓄積により、

脳内の細胞が壊死することで起こります。

 

このアミロイドβは睡眠で減少し、

起床時に蓄積します。

 

睡眠不足の人は、ボケやすいって話ですね、簡単に言えば。

 

その他には、ストレスで発生したストレス物質、

それに伴う活性酸素、活性酸素にやられた物質などなど

も排泄するわけです。

 

嫌なことがあっても、寝れば、

大抵のことはリセットできるわけです。

 

これがリセットできない状況が

うつ病の原因とも言われます。

 

うつ病になると寝れなくなるのではなく、

寝不足がうつ病を招くというわけです。

 

ちなみに、ヒトは食べなくても1週間くらいは生きられます。

しかし、1週間寝なかったら死にます。

 

それくらい大切なことなんですよね、睡眠て。

 

ここで、1つ議論になるのが、

テレビをつけたまま寝ることへの弊害。

まさか・・・テレビをつけたまま寝てないですよね?

 

脳の排泄機能は、脳細胞が活動を弱わることで、

脳脊髄液の循環が早まることからなわけなのです。

 

テレビをつけていると、寝ている間にも

光や音が聞こえ、脳内に刺激があります。

 

つまり、排泄機能が十分に働かないわけです。

 

寝る時は可能な限り、静かな方が、

疲れの取れ方も全然違ってきます。

 

なんせ、疲れを感じるのも脳なわけですからねー

 

 

また、ブルーライトがうつの原因になっている、

という研究結果もあります。

 

寝る前にテレビを見てたり、

スマホやパソコンをいじっていると、

同様に、脳内の活性が収まらず、

 

脳の老廃物の清掃の邪魔をするってわけです。