オキシトシンの美容効果
オキシトシンとは、愛情ホルモンとか
信頼ホルモンとか呼ばれます。
健康食品の原料としての話もあったんですよ。
卵黄抽出物になるわけですが、
現在は生産中止なんだとか。
現状、医薬品であり、ホルモンなので、
化粧品として使うことは不可能ですな。
ただ、興味深いデータがメナードさんからでとります。
特定の香りを嗅ぐと、
脳からオキシトシンが分泌され、
オキシトシンがIGF-1分泌を促進、
結果、幹細胞が活性化することで、
肌再生が活性化するのだとか。
香りが美容に関係するって話です。
IGF-1はインスリン様作用があり、
細胞に糖を取り込ませる働きがあります。
また、成長因子として作用があり、
主に神経細胞に作用します。
DNA合成にも関与しているとか。
ざっくり言うと、いい匂いを嗅ぐと、
オキシトシンがでてキレイになるってことです。
唾液のオキシトシンが1.8倍になっているので、
血中のオキシトシン濃度も上がっているのでしょう。
唾液にもオキシトシン含まれるんだー
さて、相変わらずの案件で、
フェロモン香水の件を扱っているわけですが・・・
オキシトシンを入れたいとのご要望ですが、
オキシトシンを塗っても、意味はないんですよね。
オキシトシンは揮発性ではない、
9個のアミノ酸からなるオリゴペプチド。
他人に作用するものではありません。
香りがオキシトシンの分泌を促進するなら・・・
他人にも影響を与えることが可能性がでてきます。
ローズ、オレンジフラワー、バイオレットなどの
天然精油にオキシトシンの分泌が促進されるのであれば、
そっちで企画を立てたほうが良いのではないか?
なーんて思ったりして。
遺伝子型が遠いほど、いい匂いがするとの話もあるので、
その匂いを疑似的に作れば、好きになる可能性もあるわけですよ。
その匂いがどんなものか・・・
を検証して、突き詰めていけば、
もしかすると・・・ですけどね。
企画としては、それで十分かな~
香り・・・ねぇ
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みくくりん (金曜日, 05 9月 2014 06:07)
今オキシトニンの勉強をしていて、ここに来ました。勉強になりましたありがとうございます。
森崎 (金曜日, 05 9月 2014 08:51)
オキシトシンを勉強しているなんて、すごいですね。
お役にたててなによりです。