炭酸水を使うよりコスパは圧倒的に高いです
炭酸水を使った美容法は結構有名ですよね。
炭酸水で頭を洗うとか、炭酸水のお風呂は体を温めるとか。
だからといって、毎回炭酸水を買って・・・
というのはなかなかコストもかかるし、
買うのも面倒。
ペットボトルも溜まって、ちょっとうざいです。
そこで、炭酸を手軽につくる方法として、
重曹とクエン酸を使います。
反応式は以下の通り。
クエン酸 |
+ |
炭酸水素 ナトリウム |
→ |
クエン酸 三ナトリウム |
+ |
水 |
+ |
二酸化炭素 |
CH2-COOH | CH2-COONa | |||||||
| | | | |||||||
HO-C-COOH | + | 3 NaHCO3 | → | HO-C-COONa | + | 3 H2O | + | 3 CO2 |
| | | | |||||||
CH2-COOH | CH2-COONa |
重曹は炭酸水素ナトリウムのことです。
クエン酸と重曹を混ぜた状態で水分を足すと、
二酸化炭素が発生します。
クエン酸1モルに対して重曹3モルが理想というか、
無駄がないのですが、イチイチそんな細かいことを気にする
必要はありません。
1:1で問題ありません。
これを利用した発砲錠なんかもありますので、
食べても問題はありません。
反応はかなり早いです。
ほぼ一瞬で終わります。
ちょっと前に流行った炭酸パックは
1液、2液とあり、使用前に混ぜて使うわけですが、
原理は同じ。
化学反応で二酸化炭素を出すわけです。
クエン酸も重曹も薬局で売ってます。
とってもリーズナブルです。
炭酸パックの作り方
①重曹とクエン酸を1:1で混ぜます。
目分量で構いません。
分量は小さじ1~3杯くらい。
②濡らしたタオルをレンジで30秒温めます。
③タオルを半分に折って、そこに①をまんべんなく塗します。
④粉をふったほうが中になるように、さらに半分に折って、
顔にのせます。5分くらいが目安。
粉を直接肌に触れないように注意しましょう。
効果は血行促進がメインです。
それに伴う、むくみやくすみの解消、
小顔効果などがあるといわれます。
一握りくらいをお風呂に入れても
炭酸風呂ができますが、反応はあっという間ですので、
ちと残念な感じかも。
正確に入れないと、酸性かアルカリに偏りるので、
肌はスベスベになりますが、軽く皮膚が溶けているような
ものなので、ちょっとした錯覚です。
そのあとしっかり保湿しないと大変な事になりますのでご注意を。
ちなみにまとめて作るのはNG。
空気中の水分をどんどん吸ってしまいますので、
反応が勝手に進んでいきます。
使う分量だけ、使うときに作りましょう。
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