ターゲティングするための1つの指標です
マーケティングにおいて、どこをターゲットにするか、
というのは非常に重要なことです。
そのターゲットをカテゴライズする作業は、
どこもやっていることです。
これは2011年、3600人を対象に
リクルートが行った調査をもとに作られた
分類です。
なかなか面白い分類で、なるほどな~
と思ったので記事にしてみました。
さて、あなたはどこにカテゴライズされているでしょう?
1.美高感度タイプ
美しさに一直線!日本の美容の牽引役
・美容そのものが大好き
・美しさは作れると考えている
・男女問わず、美しさをほめられたい
2.トレンド追っかけタイプ
トレンドに敏感、女子力高い私でいたい
・世の中全般の流行に関心あり
・美容はその1つ
・流行りのお店は気になる、チェックする
・かわいらしらより「美しさ」を重視
3.モテかわタイプ
かわいいが好き、かわいいと言われたい
・ふわふわ、キラキラ、かわいらしいものが好き
・スカート派
・キレイとかよりも、かわいいといわれたい
・かっこよくはなりたくない
4.健康生活タイプ
美は内面から、健康にこだわりあり
・他人の目より、自分らしさを大事に
・健康的な美しさこそ価値がある
・成分表示を熟読する
5.見た目こだわり不規則生活タイプ
お金をかけずにキレイをキープしたい
・キレイでいたい願望はある
・その割に美容への投資は少ない
・トレンドを追わず、健康意識も低い
・TPOはわきまえたいと思っている
6メルヘン謙遜タイプ
かわいい物好きだけど、自分は別
・可愛い物が好き
・自分自身の見た目の願望が低く、その努力もしない
・周囲に期待を持ちすぎない
7.ミニマム美容タイプ
最低限の清潔感で自分に合格点
・身だしなみとして、最低限の清潔感は維持
・他人からの評価は気にしない
・自然な美しさ=何もしないことと考えている
・サロンに行くのが面倒であると考える
8.美容無頓着タイプ
外見?気にしませんが、何か?
・美容への興味なし
・他人の評価は一切きにしない
分析するための8つの因子は
①見た目願望・・・かわいく、若く、美しく見られたいという願望
②ほめられたい願望・・・他人からほめられたいという願望
③トレンド志向・・・トレンドを意識した美容行動
④明確な理想像・・・美容に関して明確なお手本がある
⑤カワイイ好き・・・ふわふわ、キラキラしたものが好き
⑥カッコイイ好き・・・クール、シックなものが好き
⑦美しさへの努力・・・美しくみられるためにどのくらい行動しているか
⑧生活環境・・・健康的な生活を送っているかどうか
これらを10段階評価した場合、自分は何点か?
で分類していきます。
全ての項目で高得点の方は、美感度タイプになり、
全ての項目で低得点の方は、美無頓着タイプになります。
どれがいいとか、どれが悪いというものではありません。
あくまで、マーケティングにおいて、設定した
1つの指標でしかないので。
また、自己採点すると、色々なタイプが混在すると思います。
タイプ1と8以外はね。
ちなみに、うちはこの指標は使ってません(笑)
独自のカテゴライズをしていますが、それは秘密です~
年齢別でみると、20代前半で、
タイプ1は20代後半で非常に多くなり、
そこをピークに減少していきます。
40代後半ではマイノリティーです。
それとはまったく正反対になるのが、
タイプ4です。年齢が上がってくると、
健康志向が確実に高まってくるようです。
つまり、この調査から得られる解の1つが、
健康志向に関わるものが将来性、安定性がある
ってことですね。
また、無頓着層が少ない20代後半から30代前半を
ターゲットにしたほうが売りやすいであろう、
ということが推測されます。
まあ、現状は50代をターゲットにするよう
市場が動いていますから、あんまり参考には
ならないのかもしれませんが・・・
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