デカペプチド-12

ルミキシルペプチド(美白成分)

新しい原料なのか?

ハイドロキシンの17倍の美白成分なんだとか。

 

アルギニン、リシン、セリン、トリプトファン及びチロシンから

なる合成デカペプチドです。

デカとは10という意味。

つまり10個のアミノ酸でできているってこと。

なんか、凄くデカいペプチドみたいに聞こえるけど(笑)

 

あんな事件があっても、

美白のニーズは高いらしく、

ハイドロキシンやトラネキサム酸が

高配合されたものが今でも売れ行き好調なんだとか。

 

 

ただ、今更ハイドロキシンを使うにのは

まあ、消費者もリスクは高いうえに、

販社もリスクは高いです。

 

ハイドロキシンは効果がある分、

リスクも高いです。

 

ぶっちゃけ、ハイドロキシンも白斑できまっせ?

しかも、色素が抜けたところは、ずっとです。

 

しかも、長期使うと炎症を起こすので、

基本肌の弱い人は使えない原料です。

 

そのハイドロキシンの17倍の効果があると言われるのが、

デカペプチド-12」という成分。

 

このデカペプチド-12は米国スタンフォード大学の

皮膚研究者によって開発された新しい美白成分。

 

ルミキシルペプチドとも呼ばれ、アミノ酸10個からなる

合成ペプチドです。

 

臨床試験では、美白剤として医療機関でも多く使用されている

「ハイドロキノン」の17倍も高い有効性を持つことが確認されています。

(チロシナーゼを86%、メラニン生成を40%阻害)

 

効果は高いのに、ハイドロキシンよりも

安全性が高いというのがウリなんだそうですが、

実際問題、どうなんでしょうね~

 

ちなみに、17倍ハイドロキシンより白くなるわけではなく、

メラニン生成などの阻害する効果がハイドロキシンよりも

高いということ。

 

どちらかと言えば、ハイドロキシンは漂白剤のような

作用が強いので、メラニン阻害効果がそのものが

もともと高いわけでもないってなオチなんですけどね。

 

ですから、そこまでビビる必要はないかもです。

 

 

ちなみに肝斑に効くということで、

トラネキサム酸は医薬品として販売もされていますが、

あれも連続使用は禁止です。

 

理由は血液凝固作用が高まるから。

簡単にいえば、血栓ができやすくなり、

脳梗塞とか心筋梗塞とか、血管が詰まる

血管疾患になりやすくなってしまうからです。

 

化粧品で使う場合は、そのような心配はないですが、

まあ、そういうことなんだと思います。

 

まあ、今後増えてくるのかな?

デカペプチド-12を使った商品が・・・

 

 

補足ですが、海外原料なので

日本ではそれを使って作れないんだとか。

つまり、海外で作ったものを輸入するしかないってわけ。

ハードル高いにゃー