どっちつかずはダメだにゃ~
絶対売れないな、これ
そう思った企画を頂いたので、
ちょっと紹介しましょう。
(絶対に商品化しないと思うので笑)
お題は
「合成界面活性剤フリーのクリーム」
まあ、界面活性剤が肌のバリアをぶっ壊して・・・
という話が都市伝説のように広がっているので、
忌み嫌われる界面活性剤。
実際は乳化剤として機能し、界面活性は失われています。
マヨネーズで泡は立たんでしょ?
とはいえ、世の中の声として、
「合成界面活性剤は使いたない」
というのがあるので、それを無視するわけにもいかないのです。
良さ気なら、ナチュセラクリームの上位版でも
とは考えていたわけですが・・・
上がってきたのは、
「合成界面活性剤の使用を極力控え、合成界面活性剤フリーに
限りなく近づけたクリーム」でした。
界面活性剤のみにこだわり、使用感の悪いクリーム、
使用感のみにこだわり、多くの界面活性剤を使ったクリームが多い中、
お肌への優しさと使用感を両立させた、こだわりのクリームなんだとか。
まあ、これで使用感が抜群によかったら、
話は変わってくるのですが、そうでもない(笑)
確かに、理には適っているわけです。
現実的でもあります。
しかし、絶対売れない企画なんですよ。
中途半端なポジショニングでは。
なぜなら、使用感を犠牲にしても界面活性剤嫌だって層は、
少しでも入っていたら、当然嫌がるわけです。
使用感重視の層を満足させる使用感でもないわけです。
結果、買ってもらうのに、お客様に妥協してもらわなきゃいけないわけです。
妥協してもらうには説得が必要。
しかし、説得は嫌がられる。
作り手が妥協しても、お客様はその妥協には乗ってこない。
一層の事、どっちかに振り切った方が売りやすいわけです。
しかも、ジメチコンとかポリマーも嫌がられる成分って
この前説明したのに・・・
(界面活性剤を気にする人の多くは、ポリマー、ジメチコン嫌がります)
ちなみに、ナチュセラクリームは結果にこだわり、
使用感とか、合成とか、安定性とか、色々無視して作りました。
対乾燥肌に関しては、No.1を目指しました。
で、ナチュセラライトは安全性を重視しました。
相変わらず、使用感とか無視してます(笑)
次作るなら、全てにこだわって、
作ってみたいな~
なんて考えていますが、道のりは長そうです。
商品名は「ナチュセラクイーン」か「ナチュセラキング」
なんてのを考えていたり(妄想です)
どっかのローヤルゼリーみたいねが・・・
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