ちょっとした一手間で、あなたの手が美顔器になる!?
手を温めてスキンケアをするだけで・・・
化粧水やクリームをほんのり人肌程度に温めると、
その化粧品の効果が格段に上がると言われます。
レンジで使用分をチンするという荒業も実践する人もいるくらいです。
これには理由がありまして、
まず化粧水に関していえば、
水はH2Oという分子の集合体なわけです。
その密度が高いのが氷で、その逆が蒸気なわけです。
温度が高いほうが、水が柔らかいんです。
硬水、軟水って話ではないですよ。
難しい言葉を使うと、
ファンデルワールス力が温度依存しているので、
分子間の結合が弱まるってことなんですが、
簡単に言うと、H2O分子が温度が高いほど、
自由であるということ。
結果として、水分の肌への浸透が温度が高いほど良いわけです。
例えば、プールで手がシワシワになることはなくても、
お風呂ではシワシワになります。
それくらい、浸透に差があるということです。
クリームに関してはもっと単純な話で、
クリームは油を含んでいますが、
油を溶解させたほうが肌なじみが良いってわけです。
イメージでいえば、バターみたいなものです。
固いままではパンに塗れないですが、
温めれば、すんなり塗れるってわけです。
溶けやすいクリームは安定性が低くなるので、
そのさじ加減が、非常に難しいわけですわ。
だからといって、イチイチ化粧品を温めるってのは面倒。
なぜなら、その都度やらなければならないからです。
例えば、化粧水を容器ごと温める行為を繰り返すと、
ほぼ間違いなく、中身に悪影響があるでしょう。
そこで、化粧品ではなく、手を温めたほうが早いんじゃないか?
ということで考案されたのが、
手温めスキンケア法
ちょっと熱め(40~42℃)を洗面器にためて、
1~3分、両手を突っ込んから、スキンケアをするだけ。
溜めるのが面倒だからといって、
流水で温めると、手のカサツキの原因になるので、
オススメはしません。
ついでに顔も温めておくとなおよいのですが、
そこまでしなくても、違いは充分感じれると思います。
手持ちの化粧水、クリームが1ランクくらいはアップしますので、
是非とも一度試してみては如何でしょう?
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